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GPD MicroPC徹底レビュー
GPD MicroPC徹底レビュー特別編「GPD MicroPCのヒンジの修理」
GPD社のUMPC徹底レビュー、今回は特別編ということでGPD MicroPCヒンジのがたつきの修理について書いてみようと思います。
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GPD MicroPC徹底レビュー特別編「GPD MicroPCのヒンジの修理」
GPD MicroPCの徹底レビュー、今回は特別編ということでGPD MicroPCのヒンジのがたつきの修理について書いてみようかと思います。
GPD MicroPCのトラブルのひとつとしてネット上で話題になっているものに、ヒンジががたついてくるというのがあります。
かく言う僕のGPD MicroPCも少しヒンジにがたつき出しているという自覚はあったんですが、なんとがたつきがひどくなってヒンジの部分が突然ガタガタに壊れてしまいました(汗。。
以前からガタツキが来てるのは気づいていたので、内部のネジを確認してみても問題なかったんで大丈夫かなと思っていたら、突然の故障で液晶部分がぶらぶらしてまったく力のない状態に…
とりあえず、ヒンジのカバーを外して確認してみました。
ちなみに、今回の記事をもし参考にして修理される場合は、くれぐれも自己責任でお願いしますね^^;
というか、接着に失敗してヒンジが歪んでしまう可能性などもけっこう高いので、ここで書いている自分での修理方法はお勧めしません(笑)
ヒンジのカバーを外すにはまずヒンジ横の写真の白丸部分のネジを精密ドライバーで外します。
(精密ドライバーを回すときはキーボード側に紙などを一枚敷いておかないと本体がこすれて傷が付くので気をつけてください)。
このネジを精密ドライバーで外して、反対側のヒンジ部分からピックなどを使ってカバーを外します。
カバーを外した状態。
ちなみに、通常のがたつき程度ならこの方法でヒンジのカバーを外してふたつのネジを締めるだけで解決します。
ただし、僕のGPD MicroPCは見ての通り、見事にヒンジ内部の部分が故障しておりました(;´Д`)
ネットなどでネジが緩むという報告はけっこうあったのですが、僕のGPD MicroPC場合はなんと、ネジを受けている真鍮金具を固定する本体の樹脂プラスチック自体が割れてしまっています(;´Д`)
てか、どんだけ貧弱な構造なんですかこれ。
ヒンジみたいな力のかかる場所にこんな薄いプラスチックで受けたらそりゃあ割れてしまうでしょ普通。。
まあ、この状態でも電源は入るし、GPD MicroPCの欠点と言われた180度開ききらない液晶のおかげでちょうど良い角度に固定されて、ヒンジが壊れててもなんとか使えはするんですが…
これはまあこれで、戦闘後のクラッシュしたガンダムみたいで見た目はかっこよくはあるんですが、ただ、さすがにヒンジがぐらぐら状態で使い続けるのはちょっと不便ですし、やっぱり修理に出すしかないのかなあ〜〜(;´Д`)
幸い、ツクモで買った時の一年保証がまだ生きてますし修理依頼に出してくるかな〜〜
なんて思ってたのですが一晩寝て考えたら、やっぱり修理に出したら中国送りは確実ですし、いつ帰って来るかも分からない(中国送りになると通常は2〜3ヶ月は帰ってこないようです)ので自分で修理してしまおうという気になってしまいました(笑)
という訳で、近くのコーナンに行って修理用のエポキシ系硬質接着剤※1を購入してきました。
これは遥か昔に僕がモデラーだったころに模型店の店長さんから教えてもらった接着剤で、乾く時間は遅いですが一度乾ききると石のように固くなる最強の接着剤なのです(`・ω・´)
ちなみに、エポキシ系接着剤には軟質系のシリコン接着剤もあって、こちらは柔らかすぎてヒンジの修理などには向かないので注意してください。
※1:写真の速乾タイプは湿気などに弱い可能性もあるので、仮止めに使用して、盛り付けなどにはB剤が変性ポリアミドの90分で効果開始する耐水性のあるエポキシ系接着剤(Eセット)を使ったほうがいいかも知れません。
この接着剤は二つの液を同じ量混ぜ合わせることで硬質化します。
今回購入したのは1分で乾きはじめるタイプ(完全に乾くのは24時間後ですが)なので、写真のように少量ずつ出してよく練ります。
よく練って混ぜ合わせたら、GPD MicroPCのヒンジのネジ穴周辺に爪楊枝などの細い棒を使って少量だけ塗ります。
こちらはGPD MicroPCのヒンジのネジと受けの真鍮金具。
このネジと真鍮金具を軽く組み合わせて…
真鍮金具とネジを精密ドライバーの磁石でドライバーに引っ付いた状態で、接着剤を塗ったヒンジにはめ込んで取りつけます。
こんな感じで、接着剤を塗ったネジ穴に真鍮金具をはめ込みます。
真鍮金具は位置や向きがズレてしまわないように細心の注意が必要です。
接着剤は1分ほどで乾き出すのである程度乾いたらネジは真鍮金具から外しておきます。
同じ要領で、もうひとつの真鍮金具も接着して、さらに周りに少しずつ接着剤を盛っていきます。
(一応、万が一の場合もメーカー修理に出して壊れた部分のパーツのみ交換すればいいように、接着剤を付ける場所も壊れたヒンジ部分のみに限定しています^^;)
最終的にこんな感じで周りを補強して、あとは24時間じっくりと接着剤が乾くのを待ちます。
(一見、乾いたように見えていても半乾きだったりするので、24時間はじっくりと待ったほうがいいかと思います)。
24時間経って接着剤が完全に乾いたらL字金具のネジを閉めて修理完了。
何度か液晶を開け閉めしてみましたが、強度的には問題ないようです(≧▽≦)
さすがは僕の界隈で最強と噂されるエポキシ系接着剤だけのことはあります(笑)
(ちなみに、乾き切って石のように硬くなったエポキシ系接着剤ですが、模型用のモデラーズナイフを使用すると少しずつですが削って加工することも出来ます)。
という訳で、なんとか自力で修理したGPD MicroPC
ヒンジのカバーを外したこの状態もガンダム的で素敵。
ガンダムエクシアリペアにちなんで、この修理したGPD MicroPCをGPD MicroPCリペアと呼ぶことにします(≧▽≦)
ヒンジカバーをつけて修理完了(V)o¥o(V)
これでなんとかイノベイドとも戦えそうです。
こんな感じで、GPD MicroPCのヒンジ部分は貧弱なので、もし僕の個体のように故障したときは、最悪の場合はこの記事を参考に自分での修理も考えてみてください。
まあ、自分でこんな記事書いといて言うのもなんですが、たとえ時間が掛かってもメーカー修理に出したほうが無難だと思います(笑)
ではでは、今回はこの辺で♪
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