W-ZERO3     短歌的活用術
   
http://wzero3.iinaa.net/

Android(アンドロイド)スマートフォン入門特別編

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Android(アンドロイド)スマートフォンでb-mobile U300 SIMを使う

2011年4月からb-mobile U300はAndroidマーケットの規制を開始して、1MBを越える大きなサイズのアプリケーションのダウンロードが出来なくなりました。
b-mobile Fairは規制されていませんがそれ以外のIDEOS用やLight Tab用のAndroid用U300もすべてマーケットが規制されているので、もしU300でAndroidマーケットを使用する予定だった方はくれぐれも注意してください。


※どうやらAndroidマーケットの規制は解除されたようです。
2011年5月現在は、問題なく使えています。
(ダウンロードが遅い場合は深夜の2時以降に試すといいかも^^;)


さて、今回は特別編ということで、b-mobileから発売されている「b-mobile SIM U300」という3G通信用のSIMを使ってNTTドコモ製Android端末で3G通信を行う方法を紹介してみたいと思います。
みなさんはAndroid端末を、通信キャリアに高い通信量を払って使用しておられることと思います。
今回紹介する「b-mobile SIM U300」はお手元のAndroid端末を、通話は出来ませんがインターネットのみならば一ヶ月約2,500円ほどで使用可能にしてくれる通信カードです。
Android端末を通話にも使っておられる方にはお勧め出来ませんが、もし携帯電話との二台持ちで、Android端末はインターネットのみしか使用しないという方はぜひ参考にしてみてください。

(ちなみに今回の内容は以前、HYBRID W-ZERO3 徹底レビュー「b-mobile SIM U300で3G通信」のほうで書いたものをAndroid用にまとめなおしたものです・笑)

※ただし「b-mobile SIM U300」は、NTTドコモ製の端末か海外製などのSIMフリー機以外では使用出来ないので注意してください。
ソフトバンクやau、イーモバイル製などの端末では(SIMフリー機などの一部例外を除いて)使用できません。
また、NTTドコモ製の端末でも必ず使用できるとは限らないので、あくまでも自己責任でお使いくださいね。


b-mobile SIM U300動作確認端末
http://www.bmobile.ne.jp/sim/devices.html
動作確認端末についてはこちらを参考にしてみてください。
(ちなみに、こちらに載っていない機種でも「LYNX SH-10B」などで使用できました。)


こちらがいま巷で話題のb-mobileSIM U300

「b-mobile SIM U300」はb-mobileがNTTドコモのFOMA網を借り入れて提供する通信3GSIMで、電話会社と契約する必要なく通信料金込みの3GのSIMのみを購入してSIMフリーの端末などで使用できます。
ただし、速度は下り300kbps程度しか出ないのが欠点ですが^^;

料金は一ヶ月約2,500円ほどで、1ヶ月用、6ヶ月用、1年用の3種類の通信パッケージがあり、それぞれ1ヶ月、6ヶ月、1年の期間を定額使い放題でデータ通信出来ます。
(通話は出来ませんが…)

お値段的には6ヶ月用がお得なようですが、どれを買ってもあとでネットからチャージが出来て使用期間延長が可能なので、とりあえず1ヶ月用を購入し通信速度など満足できるかどうか試されるのがおすすめです。
ちなみにチャージは使用期限が切れてから60日以内ならいつでも可能ですので、あまり使わないけれども月によってはそこそこ使いたいという方なら1ヵ月用のU300を購入し使用後期限が切れてから2ヵ月後にまた1か月分チャージして使い、さらに2ヵ月後にまた1か月分チャージといった使い方なども可能です。
もし60日過ぎてしまってもまたU300を買えばいいだけですしね。

詳しくは公式サイトをご覧下さい。
b-mobileU300
http://www.bmobile.ne.jp/sim/index.html(外部リンク)


U300のパッケージにはFOMAのSIMが1枚入っているだけです。



まずはこのSIMの裏に書いてある電話番号「186-0120-915-886」に携帯電話かPHSで電話を掛けて開通手続きを済ませます。
(この時点ではまだb-mobileU300のSIMをAndroid端末に入れる必要はありません。)



僕はPHSのHYBRID W-ZERO3で開通手続きを行いましたが、みなさんはお手持ちの携帯電話やAndroid端末などで行ってください。
自動再生の音声ガイドに繋がるので、指示の通りに携帯の番号を入力して行けば開通手続きは完了します。
なお、手続き完了後5分後に開通が完了して使用できると音声で案内されますが、実際には30分ほど掛かるようですので注意してください。


  
開通手続きが終わったら開通までの空き時間にU300のSIMをAndroid端末に入れて設定をしておきます。
U300のSIMは挿し込む方向を間違えないように気をつけてください。
僕ははじめて使った時、開通手続きをしても一向に繋がらなくて数時間悩みましたが、原因はこのSIMの挿し込む方向が逆だったという間抜けすぎる理由でした…
大丈夫かこいつ(大汗。。



基本的にFOMAのSIMはどのSIMもまったく同じ形をしているので、複数のSIMを持っておられる方はこのように油性のマジックで契約プラン名などを書いておかれることを強くおすすめします。



これまた間抜けな話ですが僕は途中でほんとにどれがどのSIMかわからなくなってしまったぐらいです^^;
(まあ、SIMの電話番号がわかっていれば、Android端末などに入れれば電話番号でどのSIMか判断できますが…)



さてさて、準備が整ったらAndroid端末の設定をしてみましょう。
説明書に書かれているAPNやユーザー名などを確認します。
APNは「dm.jplat.net」
ユーザー名は「bmobile@u300」
パスワードは「bmobile」。

今回はXPERIA S-01Bを使って解説しますが、たいていのAndroid機はよく似た手順で行えます。


通信がOFFになっている場合はONにしておきましょう。
(XPERIAの場合は機内モードをOFFにしておきます。)

@ まずはAndrid端末で「メニュー」→「設定」をタップ
して開きます。
(写真が悪くてすいません^^;)
A設定が開いたら「通話設定」をタップ。

   
B「モバイルネットワーク」をタップ。 C「アクセスポイント」をタップして開きます。
   
Dこのような画面が開いて、アクセスポイント画面
になったでしょうか。
Eアクセスポイントが画面表示されたら、端末の
「メニュー」ボタンなどを押してメニューを開きます。
   
F「メニュー」が開いたら「新しいAPN」をタップ。

Gアクセスポイントの編集画面が開きます。
まずは「名前」をタップして新しいアクセスポイントの
名前をつけましょう。
   
Hこのような画面が開くので入力欄をタップし、
ソフトキーボードを表示して名前を入力します。
I名前はなんでも構いませんが、一応分かりやす
い名前で「b-mobileU300」とでもしておきましょう。
入力したら「OK」をタップ。
   
J次はAPNを設定するので「APN」をタップ。
K先ほどとおなじ要領でAPNに「dm.jplat.net」と入力。
「OK」をタップ。
   
Lおなじ要領でユーザー名を「bmobile@u300」と
入力。
「OK」をタップ。
Mおなじ要領でパスワードを「bmobile」と入力。
「OK」をタップ。
   
N以上で設定は終わりです。
他の設定は変更しなくても構いません。
O設定の入力が完了したら「戻る」ボタンなどで、
アクセスポイント画面に戻ります。
   
Pアクセスポイント画面に戻ったらもう一度
「アクセスポイント名」をタップして開きます。


Qアクセスポイントに先ほど設定した「b-mobileU300」
が追加されているので、その右横のラジオボタンに
チャックをつけます。
(ちなみにNTTドコモのSIMに戻す場合は「SPモード」
などにチャックをつけて戻しましょう。)
   
R以上で、Android端末でb-mobile U300のSIMが
使えるようになります。
ブラウザなどを立ちあげていつものようにネットに
アクセス出来るか確認してみましょう。

このように、低料金でネットを楽しめるb-mobile U300ですが、その分、速度は300kbps程度なんので注意してくださいね。

以下はb-mobile U300のSIMを使ってパソコンでの速度計測してみた結果です。



だいたい、下り上がりともに300kbps前後出ているようですね。

一応、YouTubeなども観れましたが、U300は動画サイトの再生は帯域制限されているのか4xのW-SIMで観るのとおなじぐらいかそれ以下の速度しか出ず、再生が途切れてとてもまともに観れたものではありませんでした^^;
これはおそらくAndroid端末でもおなじだと思います。


動画の他にもファイル交換(P2P)なども制限を設ける場合があるとのことです。
ほかにもパソコンのウィンドウズアップデートも最初から速度制限されているようで、裏で自動ではじまっても一向に進みませんでした。
ただ、Androidでのマーケットからのアプリダウンロード※1や、パソコンのウィルス対策ソフトのアップデートやファイル(電子書籍など)のダウンロードは問題なく出来ました。

あと、当日を含む直近3日間のパケット通信が300万パケット(約300MB)以上を越えると速度制限をされるそうですので注意してください。
(う〜〜ん、3日間で300万パケットはちょっと厳しすぎる制限じゃないかなあ^^;)

まあ、こんな制限があり、しかも速度が300kbpsしか出ないので人によってはあまり価値がないと思われるかも知れませんが、低料金でNTTドコモの広いエリアで使えるというのはやはり便利ですよね。

2010年の春からは携帯各社ともにSIMロックの一部解除に乗り出すそうですし、そうなればソフトバンク製のAndroid端末※1などでもb-mobileU300で通信が可能(auやイーモバイルはSIMロックが外されても通信方式が違うので一部の機種を除いて基本的にはb-mobileU300は使えません)になりますし、このb-mobileU300のような製品が出てきたことでスマートフォンにもまた新たな価値が生まれてきたように思います。
U300なら通信会社との契約は必要ないですし、期限が切れてからも2ヶ月間は使わないで置いておくことも可能なので予備の回線としてもなかなか使い勝手がいいように思いますから(携帯会社との通信契約が必要ないので買い直しも楽ですしね。)

ではでは、Android端末の基本レビューについてもまたのんびりとでも追加していきますね^^
今回もこの辺で。


b-mobileU300はb-mobileの公式販売サイト「Pマーケット」で購入できます(おすすめは1ヶ月パッケージ)
チャージもこちらで可能。
Pマーケット
http://www.bmobile.ne.jp/sim/index.html(外部リンク)

b-mobileU300
 
Amazonなどでも購入できますが、こちらは6ヶ月版と1年版のパッケージしかないようです。

b-mobile Fair 1GB 30日モデル
 
こちらは30日間で1GB使える高速通信モデルです。



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