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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記403」
HIOKIテスター2344-60レビュー
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2021年8月30(月)〜
HINOテスター2344-60レビュー


いや〜〜、お盆前後の数日は夏だということを忘れるほどに涼しかったですけど、この数日は猛暑日が帰ってきてほんとに暑い日が続きますね(;´Д`)
オリンピックが直接の原因という訳でもないのでしょうけれど、ワクチン接種の開始で収束に向かうかと思ったコロナもまたまた感染拡大しだしてるようですし、ほんとにやりにくい世の中になりましたね。

さてさて、そんな新型コロナが猛威を振るう猛暑日の中を、本日は楽天モバイルの契約でもらった5000ポイントを使って、以前から欲しかったテスター(回路計)を入手しました(≧▽≦)

(いや、最近、Raspberry Piなどを使う電子工作の勉強も始めてるんですけど、やはり電子工作をするにはテスターぐらいは持っておいたほうがいいかと思ったもので…)


こちらが今回購入した日置電機のテスターHIOKI3244-60です。
このテスターは携帯に便利なカードサイズで、機能的には「交流電圧」、「直流電圧」、「抵抗」、「導通」の測定が出来ます。
電流などの測定は出来ませんが、電機工事や電子工作などの通常の使用では充分な性能ですし僕のような初心者が初めて使うには丁度おすすめかと(・∀・)

ちなみに、この日置電機のテスターHIOKI3244-60には、3244-65という製品もありますが、3244-65はパッケージがブリスターパックとなっている以外はまったく同じで、中のテスターも3244-60だそうです。
同じようなカードタイプのデジタルテスターだと、SanwaのPM3も有名ですが、見た目なども考慮に入れて僕はこちらの3244-60のほうを選びました(笑)

最大入力電圧はDC/AC 500V rmsで、これを超える最大入力電圧を測定すると本機が破損して人身事故につながるので注意して下さい。



パッケージ裏。



テスター(回路計)というとけっこう大きくて重いイメージがあるのですが、今回購入したHIOKIの3244-60はカードサイズのデジタルテスターなので、AQUOS sense5Gと比較してもこんなにコンパクト。



パッケージから出した本体はさらに小さくて軽いです(≧▽≦)



こちらがHIOKIの3244-60本体。
ポケットに入れて持ち歩けるので、これも一応、モバイル機器と呼べるかも(笑)



テストリード(プローブケーブル)は取り外し出来ない一体型となっています。
(断線などの故障時の交換を考えるとできれば取り外し可能のほうがよかったのですが…)



このHIOKIの3244-60には上の写真のようなケースが付属していて、取り外しも可能です。



このケースは一体成型ではなく、ヒンジも含めた三つのパーツから構成されていて、ヒンジ部分で蓋を裏側に回すことが出来ます。



カバーの蓋の部分の上からテスターの数値を見ることも可能。



さらに、テストリードを上向きに巻き上げて…



ケース裏をぐるっと二周させることで、プローブをケース内に収納することも出来ます。



まあ、テストリードがこの写真のような感じでケース裏側に出てしまうのは微妙な感じもしますが(笑)



また、本体裏側にはネジがあって…



このネジをドライバーで外すことで、電池交換も可能となっています。
電池はCR2032のボタン電池です
(テスターの性質上、交換時はPanasonicなどのしっかりとしたメーカーのボタン電池を使用したほうがいいでしょう)。



この機種は自動でレンジを合わせてくれるフルオートレンジで、オートパワーセーブ機能もあるので30分使用しないでいると自動でパワーオフになります。

まあ、電池節約のために使わないときはロータリースイッチをにしておいたほうがいいですが。


交流電圧の測定
では、さっそく実際に使ってみましょう(≧▽≦)
まずは、交流電圧の測定から…

最初に言っておきますが、二種の電気工事士の資格を持っているとはいえ僕もほぼ素人なので以降の説明の正確性についてはあまり期待はしないでください(笑)
無責任なようですが、素人が電気を触るのは危険なので、この記事を参考にされる場合も感電などにくれぐれも気をつけて自己責任で行ってくださいね^^;


交流電圧とは、家庭用電源のコンセントなどに供給されている電力のことです。




交流電圧を測るには、ロータリースイッチをの位置に合わせます。
「ロータリースイッチを「V(ボルト)」は電圧のことで、「〜」はプラスマイナスが入れ替わる交流のことを表した表示のようです。

ロータリースイッチを交流電圧の位置に合わせたら、コンセントの口にプローブの先を差し込みます。



初めてだと感電しないか緊張しますね(;´Д`)
基本、小心者なので…

どきどき…

プローブは赤色が+(プラス)。
黒色が−(マイナス)となっていますが、交流電圧を測定するときはコンセントのどちらの穴に差し込んでも構いません(交流電圧は+と−が常に変動するので)。

差し込む順番(プローブを当てる順番)は、黒色−(マイナス)を先に差し込んで、次に赤色+(プラス)を差し込みます。
抜くときは逆に赤から抜いて次に黒を抜きます。
直流電圧や抵抗の測定の時などもすべてこの順番で行う癖をつけておきましょう。



なんとか感電することもなく無事測定が出来ました(・∀・)
103.4Vと表示されて、ほぼ出力100Vであることが確認できます(さすがにこれはみなさんご存じだと思いますが、日本の家庭用電源コンセントは100Vの出力となっています)。



ちなみに、今回測定した電源タップは底のスイッチで電気のONとOFFを切替することが出来るのですが、スイッチをOFFにした状態で測っても04.63Vほどの微量の電気が流れておりました。
もともとこういう仕様だと思いますが、テスターで測定することでこんなことも分ったりします。



ちなみに、
交流電圧を測定するときは、この写真のようにプローブの先を接触(ショット)させるのは厳禁なのでくれぐれも気をつけてください(>_<)
最悪の場合、火花が散って感電します。



ですので、CAT IIIなどの高電圧を測定するときは、ショート防止のために付属のキャップを装着しましょう。


直流電圧の測定
次は直流電圧を測定…


交流電圧が流れているコンセントにパソコンのアダプターなどを接続すると、アダプター内で交流が直流に変換されます。




直流電圧を測定するには、ロータリースイッチをの位置に合わせます。

ロータリースイッチを直流電圧の位置に合わせたら、プローブをアダプターの先端に当てて電圧を測定。



アダプターの先端は外側がマイナス。
内側がプラスとなっているので、この写真のようにプローブの黒(−)をアダプター先端の外側に当てて、プローブの赤(+)を内側に差し込みます。
順番は黒のマイナス側を先に当ててから、赤のプラス側を差し込みます。

このHIOKI3244-60のようにデジタルテスターの場合は直流電圧の場合、プラスマイナスを逆にすると測定値がマイナスになってしまいますが、一応感電などの危険はありません。
ただし、アナログテスターの場合はプラスマイナスを逆にするとテスターが故障してしまう(感電の危険もあります)ので、デジタルテスターを使う場合でもプラスマイナスを間違わないようにする癖をつけておくといいでしょう。



このACアダプターは出力19Vなのですが…



テスターでも19.15Vと計測されて、ほぼ19Vの出力であることが確認できました(≧▽≦)



ちなみに、直流電圧で乾電池の出力も計測することが出来ます。
乾電池は消耗していない状態なら1.5Vの出力が出る設計になっています(今回測定したのは新品の乾電池)。



実際に計測してみたら1.599Vと、ほぼ1.5V出力を確認できました。
これが使用して消耗した乾電池だと1.3Vなどの低い数値になって、その乾電池は電池が消耗していることが判断できます。


抵抵の測定
次は、抵抗を測定してみます。


手元にカーボン抵抗がなかったので、古いUSB扇風機を分解してみたら…



予想通り入っておりました。
カーボン抵抗(≧▽≦)


この写真のヒョウタンのようなものが電子工作でおなじみのカーボン抵抗です。
このカーボン抵抗の左右から出ている針金のような線にプローブを当てることで、抵抗値を測定できます。




抵抗の測定をする場合は、ファンクションスイッチをの位置に合わせます。



このHIPKI3244-60のようなデジタルテスターの場合はやる必要はないですが、アナログテスターの場合は抵抗の測定前に抵抗モードで写真のようにプローブを接触させるて0Ω調整というのを必ず行います。
デジタルテスターの場合もプローブを接触させることで正確に0Ωになっているか確認しておくといいかと。
性能のいいデジタルテスターの場合、この写真のように0000Ωと表示されます(この値が0に近いほど精度が高いテスターということになります)。



では、カーボン抵抗にプローブを当てて抵抗値を測定してみましょう。
ちなみに、
抵抗の測定時は機器の電源は切って通電していない状態で行います。

抵抗の測定の場合は当てる位置は抵抗の左右(プラスマイナス)どちらでも構いませんが、黒(−)のプローブから先に当てて次に赤(+)を当てます。



テスターの表示が「021.5Ω」となって、20Ω(オーム)の抵抗であることがわかります。


導通チェック
最後に、導通チャックを行ってみます。


今回は僕が電気工事士二種の資格試験の練習に使ったこのような電気線の端材を使って断線していないか調べてみます。




導通をチェックするときはファンクションスイッチをの位置に合わせます。

導通チェックの場合も必ず、チェックする電気線などに
電気が通電していない状態で行ってください。



電気線の両端の金属線部分(心線)にプローブを当てます。
導通している場合は、テスターがピィ、ピィ、ピーー―っと鳴ります。
(導通チェック時はプローブを軽く当てるだけだと上手くチェックできない場合があるので、しっかりと測定部分に当てましょう)。

もし音が鳴らなかった場合は、電気線が内部で断線していることになります。



こんな感じで、電気工事や電子工作には必須のテスターなので、みなさんも一家に一台持っておくとなにかと役に立つかと思います(≧▽≦)

コロナ禍で気軽に外出することもままならないので、僕ももう少ししたら実際にRaspberry Piを購入して、このテスターを利用しながらステイホームでの電子工作に挑戦してみようかと思っています。
みなさんも、どうぞそれぞれに楽しみを見つけてこのコロナ禍を乗り切ってくださいね〜〜

ではでは、今回もこの辺で♪



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