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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記261」
都塚古墳現地説明会レポート
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2014年8月16日(土)
都塚古墳現地説明会
今日は、蘇我稲目(そがのいなめ)のお墓かといまテレビや新聞などで話題になっている、奈良県明日香村にある都塚古墳の現地説明会に行ってきました(・∀・)
自宅から車を走らせて30分ほどで明日香村に到着。
現地説明会の見学客でさすがに無料駐車場は満車とのことで石舞台横の有料駐車場に車を停めて降りると、ここ数年でも経験したことのないような猛烈な日差しで頭がくらくら…
石舞台横の歴史公園休憩所
今日は都塚古墳の現地説明会見学客が押し寄せていて無料駐車場は満車とのことで、この休憩所横の有料駐車場をひさしぶりに利用しました^^;
暑さには慣れている僕でもちょっとびっくりするほどの暑さだったので現地説明会は諦めて帰ろうかとも思いましたが、せっかく来たのだからとなんとか気を取り直して都塚古墳へ向かうことに。
歩き出して数分、都塚古墳には過去に何度か行ったことがあるので迷うことはなかったのですが、なぜか古墳からはるかに遠い場所にすごい人の行列が止まっていました。
何事だろうと様子をうかがってみると…
なんと、ここが現地説明会へ行く人の順番待ちの最後尾だとか(°□°;)
あまりの行列に今度こそほんとに諦めて帰ろうかとも思いました(実際に諦めて帰っていった人もいました^^;)が、僕の身体は誰かに遠隔操作でもされているのか、勝手に行列に並んでしまったのでそのままがんばって順番待ちすることに…
はたして、この行軍は無事に生きて都塚古墳にたどり着けるのでしょうか(滝汗。。
ちなみに、通り雨の予報もあったので他のみなさんは雨傘を日傘がわりにされてましたが、僕は傘も帽子も持ってこなかったのでほんとに倒れそうになりました^^;
まあ、このあたりでちょっと曇りだしてきて風も多少出てきたので少しだけ助かりましたが…
そんなこんなで約一時間後、なんとか無事に都塚古墳の到着。
現地説明会パンフレット。
僕が到着すると同時にちょうど発掘スタッフの方の説明がはじまり、いろいろと勉強になるお話を聞くことが出来ました。
都塚古墳の西側裾には200人ぐらいが入れるテラス状の墳丘があり、そこに立つと飛鳥の都方面が見渡せるようになっていたとのこと。
また、古墳の東面には階段のような段差が四段ほど確認され、この古墳がもともとはエジプトのピラミッドのような形状(大きさははるかに小さいけど)の日本では特殊な古墳で、これはこの都塚古墳の埋葬者が特別な権力を持っていたことを物語っているのだとか。
都塚古墳の石室。
1967年(昭和42年)に関西大学文学部考古学研究所(代表:綱干善教)によって最初の発掘をした時点ですでにこの様に蓋が開けられて埋葬品は盗掘された後だったそうです。
都塚古墳の東面にはこのような階段状の段差が四段ほど確認され、この古墳がもともとはエジプトのピラミッドのような形状をしていたことが確認されました。
また、都塚古墳は作られた年代が近くにある蘇我馬子(そがのうまこ)のお墓といわれる石舞台古墳よりも古く、石舞台を見下ろす(石舞台が都塚古墳を見上げる)位置にあることから、蘇我一族に関連する人物で入鹿よりも地位の高い人物のお墓である可能性が高く、おそらくは馬子の父親の蘇我稲目(そがのいなめ)のお墓なのではないか…とのことでした。
こちらは明日香村の石舞台古墳(蘇我馬子の墓といわれています。)
都塚古墳はこの石舞台のすぐ近くの東(写真の石舞台の後ろ側)の山裾にあり、石舞台古墳から見上げる位置に存在しています。
このことから、蘇我一族に関連する人物で馬子よりも地位の高い人物のお墓である可能性が高く、おそらくは馬子の父親の蘇我稲目(そがのいなめ)のお墓なのではないかとのこと。
石舞台古墳。
こんな感じで現地で実際に古墳を見て、スタッフの方の貴重なお話を聞くことが出来て大満足の現地説明会でした(^・^)
いや〜〜、やっぱり専門家の方の話って勉強になりますね(笑)
ちなみに、この後、石舞台横の夢市茶屋の一階にある土産物屋さんとかにも寄ったんですけど、あまりの暑さで頭がくらくらしていたのでそのまま退散…
じつは今日は初めてポメラDM100を外出に持ち出したので、ほんとうなら夢市茶屋の二階にある食堂(カフェ使いもOK)でアイスコーヒーやチーズケーキなんかを食べながら短歌の推敲とかしたかったんですが…
(汗で身体がベトベトでとてもそんな気になれなかったのです^^;)
というわけで自宅へ帰ってからシャワーを浴び、都塚古墳見学会のパンフレットを読みながらコーヒータイムと洒落こみました^^
こんな感じで、ほんとに暑かったですが発掘現場を見るだけでは分からないいろいろなお話も聞けて、やはり現地説明会に行った甲斐があったと大満足の一日でした(≧▽≦)
都塚古墳は石舞台古墳の前の道を東に少し行って吉野方面に橋を渡るとすぐに案内板が立っていますので、みなさんも明日香村に立ち寄られた時はぜひ一度見学に行ってみてくださいね。
(今回掘られた発掘跡はすぐに埋めてしまわれると思いますが、古墳自体は無料でいつでも見学できますので…)
ではでは、今回もこの辺で。
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