http://wzero3.iinaa.net/
W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記104」
WILLCOM D4で電子書籍元年
モバイル日記 前回の日記へ 次の日記へ
モバイル日記ホームへ
スポンサード リンク
2010年5月3(月)
WILLCOM D4で電子書籍元年
いやいや、世間ではどうやら今年を電子書籍元年などと呼んでいるそうですね^^
この世のすべての書物を電子化したいと思うほどデジタル大空き人間の僕にとってはなんともワクワクするような言葉です(笑)
そんな中でもいま世間に最も注目されている電子ブックビューアーがこれ…
PanasonicのΣブック!!
………
なわけないですよね(^・^;
すいません、冗談です(汗。。
いや、世間で今年が電子書籍元年などという言葉を聞くたびに、7年前の2003年にも同じこといわれてたよなあ〜〜とか複雑な気持ちになるのです^^;
当時もやはりデジタル機器大好き人間だった僕は、見事にこのΣブック(シグマブック)にも飛びついたのですが…
結局は電子書籍のコンテンツ不足などが原因で電子書籍はまったく普及せずにPanasonicはこの分野から撤退。
Σブックも生産終了となってしまいました。
Σブックは直感的に操作できてなかなか使いやすい電子書籍ビューアー端末ですが、今の感覚ではちょっと画面の切り替えなどにもたつきがあって決して快適に読書ができるとは言いがたいですね^^;
画面表示はAmazonのKindleのような感じでモノクロ表示です。
電力の消費は画面の切り替え時のみなので電源を切るという概念すらなく、長時間の駆動が可能でした。
と、いまさらΣブックの解説などしても仕方がないですが^^;
実際のところ、僕もこのΣブックを使ったのは最初の一月ほどで、すぐに使わなくなってしまったのでした(苦笑)
まあ、買uックを使わなくなった最大の理由は先にも書いたように読みたい本がまったく電子書籍化されないので使いたくても使えないというのが最大の理由ですが、それ以外にも正直なところ、電子書籍を読むためだけにわざわざ専用の電子書籍端末を持ち歩いたりなんてしないんですよね^^;
前者についてはこれからAmazonやAppleがどのようなコンテンツをそろえてくれるのかにもよりますが、後者についてははっきり言ってKindleやiPadでもそれほど変らないんじゃないかな。
まあ、iPadはパソコンのような使い方も可能なようですしブランド力もあるのでヒットする可能性はあるようですが…
さてさて、前フリが長くなってしまいましたが(いままでのは前フリだったの?)、せっかくの二度目の電子書籍元年ということなので、僕もちょっとひさしぶりにモバイル機器を使って電子読書に挑戦してみました^^
電子書籍は買uックとおなじ国内最大の電子書籍販売書店ebookjapanで入手しましたが、僕が買uックを使っていた当時とは違い少しは書籍の数も増えているようですね。
(ゆうきまさみの究極超人あ〜るや起動警察パトレイバーがあったのにはびっくり)
ebookJapan
国内最大の電子書籍販売書店
で、今回読書に使った端末はWILLCOM D4です。
HYBRID W-ZERO3でも構わないのですが、なるべく画面が大きいほうが読みやすいと思ったもので。
あと、ebookjapanの書籍の3割り近くはWindows Mobileなどのモバイル端末用に対応していないというのもWILLCOM D4を選んだ理由です。
D4は基本的にパソコンなのですべての書籍を利用可能ですし、普通のパソコンと違ってモバイルでの使用ができるのでebookjapanとは非常に相性がいいのです。
ただし、ebookjapanの電子書籍は一冊20MB〜30MBもの容量があるので、回線はPHSよりもCORE 3Gか無線LAN経由のほうが無難でしょう。
試しにebookjapanの立ち読み版をPHSでダウンロードしたら30分ぐらい掛かりました(汗。。
WILLCOM D4でebookjapanの電子書籍を立ち読み。
(立ち読み版は無料で数ページ読めます)
まずはebookjapanのサイトからWindowsリーダー(無料)をWILLCOM D4にダウンロードしインストール。
次に読みたい書籍の立ち読み版をダウンロードするだけです。
このようにD4を縦画面にして全画面表示にすることでまるで専用の電子書籍ビューアーのように使えます。
全画面表示にしたあと画面の上部にマウスカーソルを移動し、現れたツールバーの矢印「←」(白丸をつけた部分)にマウスカーソルを置いておきます。
この状態でWILLCOM D4のキーボードの「↑」キーを押すと書籍の次のページに移動。
「↓」キーを押すと前のページに移動します。
まあ、矢印キーの位置が下過ぎるので片手での操作はちょっと無理かも知れませんが、それでもかなり快適に読書を楽しめます^^
さすがに買uックと違い画面の切り替えも早くてストレスがありません。
(そのぶんバッテリーの消費が激しいですが…)
これなら専用の電子書籍ビューアーを持ち歩かなくても普段持ち歩いて使っている端末なので、電子読書も長続きができるかも知れませんね。
とはいえ、ebookjapanの電子コンテンツにはいろいろと制約が多くて正直、僕はここで電子書籍を購入して使いつづけるのはためらわれてしまいます^^;
購入した書籍はたとえバックアップ目的であってもパソコン上でのコピーなどは一切出来ません。
ですので、パソコンに入れた状態のままでもしそのパソコンが壊れてしまったらその書籍はもう一度買わない限り読めなくなってしまうのです。
(書籍データをCD-Rなどにコピーしてバックアップしておけば、書籍を購入したパソコンに再び戻すことでの再生は可能なようです。
また、新たにパソコンを買い変えた場合も、書籍データをバックアップしてあればサポートセンターに環境移行を申請することで再び読めるようになるそうです)
以下のページの下のほうの環境移行を参照
http://www.ebookjapan.jp/ebj/guide/upg_windows7.asp(外部リンク)
他にも一応、データ放送のコピーワンスのムーヴのようにネット上にあるトランクルームにアップすることで書籍を保管したり、他の端末(HYBRID W-ZERO3など)で再びダウンロードして読むことも可能なのですが、一冊20MB〜30MBの容量のある電子書籍をいちいちアップロードしたりダウンロードしたりなんて時間が掛かって仕方がないですよね。
(ウィルコムのPHS回線では何十分掛かるのかと…)
う〜〜ん、結局電子書籍を自由にコピーしたりするためには、自分で紙の書籍をスキャンして用意するしかないのかな。
あと、ebookjapanも以前よりは数が増えたとはいえ、それでも電子書籍化されている本はまだまだ少ないのが現状で、その点も不満が残りますね。
(なんでワンピースがないねんとか)
正直なところ、週刊少年ジャンプとかが発売日に電子版も同じような価格で同時に提供されるような状況にならなければ、とても電子書籍の普及などは出来ないように僕は思います^^;
AmazonやAppleの参入でこのあたりの事情や制限がどう緩和されるのかも電子書籍普及の鍵になるのではないでしょうか。
青空文庫も読んでみる
さて、ebookjapanはガチガチに著作権保護がなされていてなんとも使いにくいものですが、ネット上には他に青空文庫という便利なものもありますよね^^
ご存知のようにこちらは著作権が切れた書籍をボランティアの人たちがテキスト化してくれたものなのでコピーもし放題。(ただしマンガなどはありませんが)
ということで、こちらもWILLCOM D4を使って読んでみました。
青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/(外部リンク)
青空文庫は基本的にテキスト形式なので、メモ帳などのテキストエディターで読めますが、専用のビューアーを使ったほうが便利なので今回はフリーソフトのPageOneを使ってみました。
PageOned
http://www2u.biglobe.ne.jp/~shunbook/omocha/pageone.htm(外部リンク)
PageOneはインストールする必要がないので、ダウンロードした圧縮フォルダーを解凍してその中にあるアプリケーションをダブルクリックで実行するだけで使えます。
PageOneの起動画面。
起動したらPageOneの画面上部にマウスカーソルをもって行きツールバーを表示します。
起動とファイルの読み込みは多少もたつきますが、一端ファイルを読み込んだらあとの動作は軽量で快適です。
「ファイル」→「新規読み込み」をクリック。
ダウンロードしておいた青空文庫の読みたいテキストを開きます。
電子書籍が開いたら、画面左下の白丸を付けた部分をクリックして画面を最大化しましょう。
WILLCOM D4の画面を縦表示にして電子書籍を最大化するとこのように専用の電子書籍端末のような感じで使えます^^
WILLCOM D4のキーボードの矢印キー「←」で一行だけ次のページに移動(縦表示にした場合です)。
「→」キーで一行戻るといった使い方が出来ます。
また「↑」キーを押せば次のページへ一ページ分移動し、「↓」キーで前のページへ一ページ分戻るということも出来ます。
いやいや、これはなかなか便利ですね^^
以上、電子書籍元年に便乗したネタでしたが、みなさんもこのゴールデンウィークはのんびりとした電子読書を楽しまれてみてはどうでしょうか。
ではでは、今回もこの辺で。
モバイル日記 前回の日記へ 次の日記へ
モバイル日記ホームへ
W-ZERO3 短歌的活用術(トップページに戻る)
当サイトはリンクフリーです、どうぞご自由に。
Copyright(c) 2010 Yoshihiro Kuromichi (plabotnoitanji@yahoo.co.jp)
スポンサード リンク
ebookJapan
【白ロム・機種変更】携帯電話の「売りたい」「買いたい」はムスビーで!
[海外SIMフリー] 人気のスマートフォン最新機種販売中!
WILLCOM(ウィルコム) PHS単体購入