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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記61」
西行庵
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2009年8月17(月)
西行庵
今日は吉野の奥千本にある西行庵に行って来ました。
(ちなみに今回も写真をWILLCOM 03で撮った以外はモバイルとは何の関係もなかったりします^^;)
途中の中千本あたりでもかなりの山奥なのに、奥千本ともなるともはや下界とは別世界…
写真ではいつもここで紹介する山道と同じにしか見えませんが、実際には山の上のさらに山の上の山の上を登って行く感じです^^;
車一台がようやく通れるような山道をぐんぐん登ってゆくと、途中でこんな朽ちた案内板を発見。
実は今回、まったく下調べをせずに以前読んだガイドマップのかすかな記憶を頼りに適当に来たため、正直この道で正解なのかどうか自信がなかったのですが、どうやら西行庵へはこの方向で合っているようですね。
(って、もろ僕の影が写っとるやん)
さらにしばらく車を走らせると、神社らしき場所に出ました。
ここは金峯神社という有名な神社のようで、西行庵へもこの神社内から行くようです。
駐車場がないようなので鳥居左横の山道をさらに少し登ったところにある広場に車を留めて、ここから歩いて西行庵を目指します。
鳥居をくぐり坂道を登ってゆくと…
ありました、金峯神社。
まずは本堂にお参り。
金峯神社と隠れ塔の解説。
どうやらここは源義経ゆかりの場所のようですね。
案内板の解説を頼りに本堂左横の道を下ってゆくと、すぐにお堂が見えてきます。
ありました、義経隠れ堂。
隠れている所を源頼朝の軍勢に囲まれたため、義経が屋根を蹴破って逃げたことから「蹴抜塔」とも呼ばれているとか…
さてさて、もう一度本堂前まで戻って、今度は本堂右の小道を登りいよいよ西行庵を目指します。
しばらく行くと道が二手にわかれますが、どちらも西行庵に繋がっているのでとりあえず右の道を行くことにします。
さらに山道を登ると案内の石柱があります。
写真だとそれほどたいしたこともないように見えますが、整備されているとはいえけっこうな山道です^^;
紅葉の木がたくさん生えていて、非常に風情があります。
ようやく西行庵らしき場所に到着!!
西行庵の解説。
こんな山奥なのに手入れが行き届いていて、非常に美しい公園のような場所になっています。
で、こちらが西行庵。
この建物は当時の西行庵を想像して復元されたものだとか。
って、おや?どうやら中にどなたかがいらっしゃるようですね…
あ、西行さんでした。
「願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ」
短歌を始めたばかりの頃、この西行法師の歌を読んで一度はこの西行庵を訪れたいと思っていたのですが、ようやく念願が叶いました^^
ありがたや。
さてさて、帰りは来た時と違うほうの道を通って帰ることにします。
こちらの道には途中に、西行法師が「とくとくと落つる岩間の苔清水くみほすほどもなきすまひかな」と詠み、後に彼を慕って訪れた松尾芭蕉が「露とくとく心見にうき世すすがばや」という句を詠んだといわれる苔清水(こけしみず)が湧き出ていました。
苔清水。
とりあえず、西行法師を偲びながら水を少し飲んでみました(笑)
あと、ここには芭蕉の句碑があったようですが注意してみていなかったので残念ながら僕は気づきませんでした^^;
奥千本苔清水。
僕もあとで一首詠んでみるかな…
それにしても、ここはほんとにすごい山奥で、こんな所にはさすがに誰もいないだろうと思っていたら、意外や意外、10代や20代ぐらいの若者がひとり旅姿で歩いていたりするのになんどか遭遇して驚きました。
中には山伏のような格好をした若者まで。
もうあきらかに自然と半分一体になったような彼等の悟りの眼が、ピンク色のWILLCOM 03で風景やお堂の写真を撮りまくってる世俗まみれの僕を哀れんでいるように見えたのは…
きっと気のせいですよね?
ではでは、今回もこの辺で。
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