W-ZERO3     短歌的活用術
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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記127」
マラ石とかフグリ山とか
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2010年11月26(金)
マラ石とかフグリ山とか

みなさん、おひさしぶりです^^
ずいぶん長い間サイトの更新を休んでしまいました(汗。。

で、この間、何をしていたかというと…
じつは京都で行われた青磁社の短歌シンポジウムに参加して勉強したり、そのあと懇親会にも行って著名歌人の先生たちを前にびびりまくったりと短歌関係で大忙しでした(苦笑)
さらに「かばん関西」の方から歌会に誘っていただいたので、とりあえずオンライン歌会で暴れまわったりもして短歌方面ではかなり充実した日々を送っていました。

その反面モバイル関係では家電店にも一月ほど通っていなかったりと完全に休業状態になってしまいましたね。
その間にも、NTTドコモやau、ソフトバンクからは新型スマートフォンが大量に発表され、他にもパナソニックやNECカシオモバイルがAndroid機の来年上半期中の発売を発表したりと、モバイル業界はちょっといそぎすぎなんじゃないかというぐらいにあわただしく動いたようですが…
う〜〜ん、せっかく業界は盛り上がってるんですけど、ここまで大量にスマートフォンが発売されると、どこを中心にしてレビューしていけばいいのかだんだん分からなくなってきてしまいますね^^;
まあ、とりあえずは無難なところでXperiaなどでAndroid入門でも続けて行くとするかな。
LYNX 3D SH-03Cのほうも12月3日に発売されるそうですけど、またどこかで白ロムでも手に入るようなら購入してみようかとも思っています。
LYNX 3D SH-03Cはキーボードがないのがほんとに残念だなあ〜〜

いやいや、ほんとはウィルコムの新型スマートフォンの発売を待ち続けているんですけど、そろそろなんらかの発表がないものですかねえ。


さてさて、短歌関係でいろいろと忙しく動き回りモバイル関係から離れていた間も、万葉集関連の資料集めなどは継続して行っていました。
まあ、こちらも古典とはいえ短歌関係には違いありませんが。
最近は、「神なび」関係についての資料集めに奔走していたりします。

「神なび」とは神々の鎮座する神聖な場所のことで、出雲の国造が天皇に奉仕、守護することを誓った奏上文といわれる「祝詞」の「出雲国 造賀詞(いづものくにのみやつこかむよごと)」には四つの「神なび(かむなび)」が挙げられているのだといいます。
三輪山(大神神社)。
葛城の鴨(高鴨神社)。
宇奈堤(河俣神社)。
そして飛鳥を挙げ、大物主命をはじめとする出雲系の神々を座せて天皇の守護神となることを誓ったのだとか。

この四つの神なびのうち、飛鳥以外の三つはその場所がはっきりと伝わっていますが、飛鳥の神なびだけはどこのことかがはっきりとしていないのです。
以前は雷の丘(いかづちのおか)ではないかという説が有力でしたが、近年、石舞台の南にあるミハ山こそがその飛鳥神なびではないかとの説が有力になって来ました。
ということで、今日もお昼過ぎから少し時間があったので飛鳥の神なびの候補地として有力なミハ山を訪ねてみました。
(って、ちなみに今回も写真をHYBRID W-ZERO3で撮影した以外は、モバイル機器とほとんど関係のない内容だったりします^^;)


まずは京からの位置関係を知るために飛鳥宮のあった伝飛鳥板蓋宮跡(でんあすかいたぶきのみやあと)へ向かいます。


伝飛鳥板蓋宮跡。
ここは中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を殺害した、大化の改新の歴史の舞台にもなった場所です。
今日は外国の方が観光に来てらっしゃったんですけど、お風呂と思ったのか真ん中の穴の中にすっぽりと入ってらっしゃいました(汗。。



伝飛鳥板蓋宮跡(でんあすかいたぶきのみやあと)の解説。



今日のお目当てはここから南方面に見えるミハ山です。
たしかにこの場所から雷の丘はほとんどその姿を確認することは出来ませんが、ミハ山ははっきりと目の前に見えますね。
神なびとして崇めるからには京から見える場所でないと不自然ですし、しかも天皇は京のもっとも北の位置に殿を作り南を向いて座るのが通例ですので、天皇が向いている方向にあるこのミハ山を飛鳥神なびとする説は非常に説得力があります。

さてさて、飛鳥宮からミハ山を確認したら、次はさっそくミハ山に登ってみましょう。
ミハ山に登るために石舞台のある島の庄に向かいます。

ミハ山は現在では祝戸(いわれ)自然公園として整備されていて、展望台などが設けられています。
祝戸展望台には石舞台横の公園からも登れますが、今回はミハ山と一対のものと云われるマラ石との位置関係も確認したかったので宿泊施設の祝戸荘(いわれそう)のある祝戸方面から登ってみました。

祝戸(いわれ)は石舞台前の車道を東に登り三叉路を南に少し行った場所にあります。
祝戸荘と書かれた案内板のほうへ少し進むと、有名なマラ石が立っています。


こちらが祝戸のマラ石。
けっこうリアルに作られた、おちんちん石です(笑)
他にも明日香村には飛鳥坐神社などにこのような大量のマラ石があったりします。



マラ石の解説。
どうやらこれらのマラ石は子孫繁栄や五穀豊穣を願って作られたもののようですね。



そしてマラ石の西側にはこのような形でミハ山が見えます。
ミハ山は別名「フグリ山」ともいい、マラ石と一対の物ではないかといわれています。
ちなみにフグリとは金玉のことです^^;
たしかに真ん中に筋があって二つに別れているように見えてフグリのようにも見えますね。



さて、金玉…じゃなかった。
ミハ山に登るために道を進んでいきましょう。
少し行くとこのような場所に出ます。



飛鳥稲淵宮殿跡(あすかいなぶちきゅうでんあと)。
ここは中大兄皇子が難波の宮から戻ってきた直後に一時的に京とした場所だといわれています。



さらに行くと宿泊施設(もちろん有料ですが)の祝戸荘に到着。
飛鳥にお泊りのときはこちらもご利用下さい。



祝戸荘から少し行くと、中腹にこのような芝生公園もあります。



素敵な公園なんですけど、森の中なので普段は人がほとんどいません。
そりゃあ、誰もいないこんなところに普通、人は寄りつかないですよね^^;



さて、さっそく芝生公園横の階段から展望台に向かって登ってみましょう。



少し登るとこのような場所に到着。
(ちょっとピンボケ)
僕は南展望台に登るつもりだったのですが、どうやら間違って東展望台との中間地点に出てしまったようです。



ここも小さな展望台のような場所なのですが、残念ながら木が生い茂ってよく見えませんでした。
今回の目的はあくまで飛鳥神なびのミハ山なので、ミハ山にある東展望台を目指します。



しばらく行くと岩が転がっている場所に出ました。



この岩は、ミハ山の「磐座(いわくら)」ではないかといわれていて、ミハ山が神なびである有力な証拠のひとつといわれています。
「磐座(いわくら)」とは神々が住む場所で、非常に神聖な場所と考えられています。
そういえば、以前、このモバイル日記の三輪山登拝でも書きましたが、おなじく神なびと云われている三輪山の頂にもこれに似た「磐座(いわくら)」がありました。
このような「磐座」が存在するということで、このミハ山が飛鳥神なびでほぼ間違いないと考えてもいいのではないでしょうか?



とりあえずLYNX SH10Bを置いて記念撮影。
座りこんで写真を撮っていたら、後ろから突然、自然公園の管理員のような方が現れて怪訝そうに見ておられました(汗。。
そりゃあまあ、こんなところでひとりでこんな怪しげなものを写真撮影してたらあやしまれるわな(^・^;



さてさて、「磐座」から少し行くと、東展望台に到着です。



ここにはなぜか「金毘羅大神」が祭られていました。
とりあえずお賽銭をして拝んでおきます。



東展望台からの眺め。
こちらは奇麗に明日香の村が見渡せます。
冒頭に行った伝飛鳥板蓋宮跡らしき場所も周辺の建物からだいたいの位置がわかります。



「磐座」も確認し、ミハ山について大方調べ終わったのであとはそのまま石舞台方面に向かって下りて行くことにします。
石舞台方面からの道はかなり急ですが、登りとちがって下りは楽です^^



石舞台裏の明日香川の玉藻橋に出ます。



玉藻橋の歌碑。



玉藻橋からみたミハ山です。
紅葉が奇麗ですね。



紅葉をバックにLYNX SH-10B
う〜〜ん、日本に生まれてよかった〜〜



紅葉。



またまた紅葉をバックにLYNX SH-10B
傍からみたらなにやってるんだこの人って感じですが(汗。。



石舞台横の自然公園の南奥にはこんな素敵な休憩所もあったりします。
でも人通りがなくて暗くて不気味なのでだれも寄り付かなかったりして…



休憩所で無意味に記念撮影。
僕のような不気味な存在には絶好の休憩場所です。



休憩所の奥には明日香川にせり出した舞台も…
もちろん、人通りがなくて不気味なのでだれも寄り付きません(汗。。



逆光からのミハ山。



最後はちょっとお腹が空いたので、菜華ラーメン桜井店に寄ってラーメンを食べて帰りました。
最近のお気に入りはサイカラーメン(小)バラチャーシュー入りと…



ボリュームたっぷりのから揚げ。
じつはここ一年ほど、彩華ラーメン桜井店には週に二回ほど通っていていつもこの二つを注文したりしています。
そりゃあ、太るはずだわ(汗。。

ではでは、持ち歩いてこそのモバイル機器。
みなさんもどうぞモバイル機器片手に秋の街を散策などしてみてくださいね〜〜
今回もこの辺で。


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