WILLCOM D4「MapFan Navii for WILLCOM D4」part2 USBGPSの設定

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WILLCOM D4 徹底レビュー１5
WILLCOM D４「MapFan Navii for WILLCOM D4」part2

さて、「MapFan Navii for WILLCOM D4」の使い方を解説する前に、今回はGPSレシーバーについて先に解説したいと思います。
これがないと「MapFan Navii for WILLCOM D4」があってもカーナビとしては使えないもので（笑）

GPSレシーバーにはUSB接続タイプやBluetoothタイプなどの種類がありますが、今回は僕が持っているアドエス用のUSBGPS2/WSについて解説しておきます。
Bluetoothタイプの「GPS20C」についてはまた次回ということで＾＾
それ以外のGPSを使われている方でも基本的には同じ方法で使えると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ただし、メーカーが動作確認しているUMGPS、USBGPS2/WS(共にアイ・オー・データ機器) 以外のGPSを使う今回紹介の方法は、メーカーの動作保障外ですのでそのつもりでお願いしますね＾＾；

あと、GPSレシーバーがセットになている「MapFan Navii for WILLCOM D4」を購入された方は、たぶんGPS設定の説明書がついていると思います（ひょっとしたら付いてないかもしれませんが＾＾；）のでそちらのほうを参考にしてみて下さい。

ではまず、USBGPS2/WSで「MapFan Navii for WILLCOM D4」を使う方法から…

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USBGPS2/WSで「MapFan Navii for WILLCOM D4」を使う
このUSBGPS2/WSはW-ZERO3[es]やアドエス用に販売されているGPSレシーバーですが、「MapFan Navii for WILLCOM D4」のGPSレシーバーセットに付属しているUMGPSと、中身はほとんどおなじもののようですね。
ですので、「MapFan Navii for WILLCOM D4」のGPSレシーバーセットを購入された方の参考にもなるかと思います。

USBGPS2/WS
「MapFan Navii for WILLCOM D4」のGPSレシーバーセットとおなじUSB変換アダプターが付属しています。

さて、 WILLCOM D4でこのレシーバを使うにはドライバをインストールしなければいけません。
以下のサイトから最新のWindows Vista用ドライバをダウンロードしましょう。
（他のUSBGPSレシーバを使われている場合は、その製品の公式サイトからドライバをダウンロード、インストールしてください。）

USBGPS2 Vista用ソフトウェア
http://www.iodata.jp/lib/product/u/2054_winvista.htm

これはUSBGPS2のドライバですが、基本的にUSBGPS2/WSも同じなのでこれで使えます。
一応、保存先はデスクトップにしておきます。

このようなファイルがダウンロード出来たでしょうか？
これを解凍すると…

このようなフォルダが（おなじ場所に）現れるはずです。

では、前回「MapFan Navii for WILLCOM D4」をインストールしたWILLCOM D4にこのレシーバを接続してみましょう。

しばらく待つとドライバのインストール要求画面が現れるはずです。
「ドライバソフトウェアを検索してインストールします」をクリック。

確認画面が出るので「続行」をクリック。

このような画面になったら「ディスクはありません。他の方法を試します」をクリック。

警告が出たら「許可」をクリック。

「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します」をクリック。

「続行」をクリック。

「参照」をクリック。

先ほどダウンロード解凍したデスクトップ上の「usbgps2_100」の中にある「Win」フォルダを選択し「OK」をクリック。

デスクトップ上の「usbgps2_100」の中にある「Win」フォルダが選択されたら、「サブフォルダも検索する」にチェックをつけ、「次へ」をクリック。

警告が出ますが、「このドライバソフトウェアをインストールします」をクリック。

インストールがはじまります。

「このデバイス用のホフトウェアは正常にインストールされました。」と出たら「閉じる」をクリック。

しばらく待って、もしもう一度このような画面が出たら、「ディスクはありません。他の方法を試します」をクリックし先ほどとおなじ要領でドライバをもう一度インストールしましょう。
どうもこのUSBGPS2は2回ドライバのインストールが必要な場合があるようです。

ちょっと写真が悪いですが、画面右下にインストール完了の吹き出しがでれば完了です。

GpsPortとGpsBaudRateの数値入力
さて、次はUSBGPSのGpsPortとGpsBaudRateの数値を入力します。

「スタート」→「コンピュータ」→「Cドライブ」を開きます。

左上にある「整理」をクリック。
「フォルダと検索のオプション」をクリックします。

「フォルダオプション」が表示されたら「ファイルとフォルダの表示」の「すべてのファイルを表示する」にチェックをつけます。
なお、GPS Portの設定が終わったらもう一度このフォルダオプションを開き、「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」にチェックをつけておくことをおすすめします。

すべてのファイルを表示されたら「ユーザー」をダブルクリック。

ユーザー名（これは各自によって違います）をダブルクリック。

「AppData」をダブルクリック。

「Roaming」をダブルクリック。

「IPC MapFan Navii」をダブルクリックして開けます。

「GPS」をダブルクリック。

「GpsSetting」をダブルクリック。

自動的にメモ帳で起動し、このような文字が表示されたでしょうか？
ここが…

[Setting]
GpsPort=
GpsBaudRate=

となっていて、数値が入っていないようでしたら…

[Setting]
GpsPort=COM7
GpsBaudRate=4800bps

このように数値を書き込んでください。
ただし、この設定を変更した場合、メーカー側でGPSレシーバーの認識や「MapFan Navii」の正常な動作は保証されません。
設定の変更はあくまで自己責任で行って下さいね（もちろん僕も責任は取れませんので＾＾；）
GpsPortポートの数値は環境によって違うので以下の方法でデバイスマネージャを起動し調べます。
（GpsBaudRateのほうはとりあえずこの数値で動作するようです。）

GpsPortの数値の調べ方

まずはWILLCOM D4で「スタート」→「コントロールパネル」をクリックして開きます。
「その他のオプション」をクリック。

「システムとメンテナンス」をクリック。

「デバイスマネージャ」をクリック。

警告が出たら「続行」をクリック。

「ポート（COMとLPT）」の下の階層を開きUSBGPSのCOMポートが何番かを確認します。

COMポートの番号を確認。
先ほど開いたメモ帳のGpsPortにその番号とBaudRateの数値を書き込んだらメモ帳を閉じましょう。
このように変更内容を保存するか聞いてくるので「保存する」をクリック。

以上で「MapFan Navii for WILLCOM D4」でUSBGPSを使えるようになったはずです。

WILLCOM D4にUSBGPS2/WSを接続した状態で、「MapFan Navii for WILLCOM D4」を起動してみましょう。
「MapFan Navii for WILLCOM D4」が起動してからしばらく待つと、自動的に衛星を捕捉します。
衛星の受信は必ず家の外か車の中で行うようにしましょう。
部屋の中ではいつまで待ても受信できない場合があります。

あと、最初の衛星検索はかなり時間がかかるかも知れません。

上手く衛星を捕捉すれば、現在位置が表示されるはずです。

ここまで来れば後は左下のボタンをクリックし、表れたメニュー画面から行き先を設定したりとGPSを利用してさまざまなことが出来るようになります。
まあ、そのあたりについてはまたWILLCOM D4 徹底レビュー 17「MapFan Navii for WILLCOM D4」part4で解説したいと思います。

ではでは、今回もこの辺で。
次回、WILLCOM D4 徹底レビュー 16「MapFan Navii for WILLCOM D4」part3では、Bluetooth GPSの設定方法を解説する予定です。

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