W-ZERO3     短歌的活用術
   
http://wzero3.iinaa.net/

W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記338」
和歌の浦散歩

モバイル日記  前回の日記へ  次の日記

モバイル日記ホーム

スポンサード リンク


2018年3月23日(金)
和歌の浦散歩


みなさん、ごきげんよう!
まだ三月だというのに、毎日暑いぐらいの天気が続きますね(・∀・)

そんな春の陽気の中を、今日は近場のリハビリ散歩に飽きてきたこともあって、お昼前に急に思い立って和歌山の和歌の浦まで行って来ました^^
万葉集にも何首も詠われている和歌の浦。
以前から、友人に勧められていたこともあって、ずっと行ってみたいと思っていた和歌の浦。


今日のお供は写真撮影用のカメラを兼ねたメインスマホのNexus6と、電子辞書のBRAIN PW-A9200です^^
(まあ、和歌の浦で電子辞書なんて使うことはないと思いますが・笑)

と言うわけで、京奈和道を西へ西へと車を走らせて二時間半…
数年前からGoogleマップで何度も下調べをしていたおかげで、ほとんど迷わずにたどり着くことが出来ました。
海のある片男波公園に行く前に、まずは目の前の玉津島神社に参拝して神社前と拝殿の横にある万葉歌碑を撮影。



まずはこの旅路の成功を祈って玉津島神社に参拝。



玉津島神社の前には今回の旅路のお目当ての一つ、万葉集の歌碑があります。



玉津島見れども飽かずいかにして包み持ち行かむ見ぬ人のため 万葉集巻七:一二二二
(訳:玉津島はいくら見ても飽かないなあ。どうやって包んで持って帰ろうか、まだ見ない人のために)。



玉津島神社拝殿。
今回の旅の成功祈願と、素敵な女性と結ばれるように祈願しておきました(・∀・)



こちらは拝殿(向かって左)横にある万葉歌碑。
和歌の浦は万葉集で有名な名所なのです。



拝殿左横の歌碑を見学したら、今度は拝殿の右横の道を進んで拝殿裏の奠供山(てんぐやま)へ向かいます。



奠供山へはこんな石段を登ります。



奠供山はヘルニアの手術を受けてリハビリ中の僕でも登れるような小さな小山(というか、岡)です。



奠供山に登ると、急に視界に和歌浦の海の見事な風景が広がって感動しました!



奠供山山頂にある、称徳天皇の行幸のために造営された望海楼の場所を考証して建てられた顕彰碑。



奠供山からの眺め。
手前の陸地から左奥に伸びている半島のようなのが片男波公園。
同じ海でもここからの景色は最高で、最初にここの高台から和歌浦の海を見たのは正解でした(≧▽≦)



和歌の浦をバックにBRAIN PW-A9200を記念撮影(・∀・)
その後、玉津島神社の前の鏡山にも登ると、ここからの和歌浦の景色もまた見事でした。



奠供山の次は鏡山へ。
玉津島神社の鳥居前に、こんな鏡山に登る階段があります。



こちらも奠供山と同じく、数分で登れる小山(というか岡)です。



鏡山からの景色。
手前に見えるアーチ状の橋は不老橋。
(画面奥、左へと伸びている半島状の岬が片男波公園。)

ここで冒頭にも書いた友達(和歌の浦にけっこう近いところに住んでるそうです)に、僕が和歌の浦に来てることをメールで連絡。
(さすがに急な連絡だったので残念ながら今日は他に予定もあるとのことで会うことは出来ませんでしたが^^;)



さらに玉津島神社の横の塩竃神社にも参拝して神社前の万葉歌碑を撮影。



山部赤人の万葉歌碑。



和歌の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺を指して鶴鳴き渡る 万葉集巻六:九一九
(訳:和歌の浦に潮が満ちて来れば干潟が無くなるので、葦の辺りを目指して鶴が鳴き渡って行くよ)



その後、塩竃神社の側の妹背山(いもせやま)にも登り、多宝塔を参拝。
妹背山は海に囲まれた小島のような山で、手前の三段橋を通って渡ります。
(妹背山は万葉集にもよく出て来る山ですが、万葉集で詠われているのは同じ和歌山のかつらぎ市にある妹山と背山のことで、この和歌の浦の妹背山とは別物。)



妹背山の多宝塔。



妹背山周辺は海に囲まれた公園のようになっていて、恋人とデートするにはもってこいの場所ですね。
あ〜〜、ほんとに僕も素敵な女性と一緒に来たかったなあ〜〜



妹背山の見学後、いよいよ片男波公園へ。
片男波公園の駐車場(有料)に駐車。
妹背山から片男波公園までは歩いても20分ぐらいの距離です。



駐車場のすぐ横には万葉館やレストランなどの施設があります。



片男波公園案内板。
片男波公園の片男波(かたおなみ)とは万葉集にある山部赤人の歌の中に出て来る「潟を無み」の表現から付けられた名前ですが、「潟を無み」とは「海が満潮になると潟が無くなるので…」との意味で、山部赤人の歌とこの公園とはじつはほとんど関係がなかったりします^^;



片男波公園は夏場は海水浴場として利用されているのですが、この時期はまだ海水浴客も居なくて和歌浦の海の絶景を独り占めできました。
海水浴客が居たらせっかくの海の絶景も台無しになっていたので、この時期に来れたこともほんとに正解だったかも。



片男波公園から見た和歌の浦の絶景。
(向うに見えるのは和歌山マリンパークかな?)



男一人、砂浜で貝殻を拾うのは切ないものですね(;´Д`)
今度は素敵な女性と二人で来たいなあ〜〜



せっかくなのでここでもBRAIN PW-A9200を記念撮影。
(海と電子辞書はさすがに似合いませんね^^;)。



片男波公園には万葉の小道という場所もあって、五つの万葉歌碑があるのでそちらも見学。



和歌浦の景色が綺麗で何枚も写真を撮ったのでNexus6のバッテリーが無くなる寸前でしたが、なんとか万葉の小道の歌碑も五つすべて撮影できました^^;



その後、公園内にある万葉館を見学して、帰路につきました。



万葉館は以前は有料だったそうですが、僕が行ったときには無料になってました^^;



今回は時間があまりなかったので駆け足での見学でしたが、今度来たときにはもっとゆっくりと見学したいな万葉館。



万葉館で和歌の浦の万葉本も購入したので、こちらを読みながら勉強したいと思います^^

そんなこんなで、今回は突然の思いつきで午後の三時には帰路につかなければいけなかったのですが、和歌浦での滞在わずか二時間半でほぼすべての予定をクリアーしたなんとも濃い楽しい一日でした。
あ〜〜、今度はほんとに素敵な女性とふたりで来て、和歌浦の砂浜を一緒に走り回りたいなあ〜〜(・∀・)


ではでは、持ち歩いてこそのモバイル端末。
みなさんも春の街中に、公園にと、愛機を連れてぜひお出かけしてみてくださいね〜〜
今回はこの辺で。



モバイル日記 前回の日記へ  次の日記

モバイル日記ホーム

W-ZERO3 短歌的活用術(トップページに戻る)

当サイトはリンクフリーです、どうぞご自由に。
Copyright(c) 2018 Yoshihiro Kuromichi (plabotnoitanji@yahoo.co.jp)


スポンサード リンク


スポンサードリンク
【白ロム・機種変更】携帯電話の「売りたい」「買いたい」はムスビーで!

Amazon.co.jp - 通販

短歌入門部屋  万葉集入門