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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記329」
入院中のモバイラー2017

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2017年10月3日(火)〜
入院中のモバイラー2017

みなさん、おげんきでしょうか〜〜(・∀・)
スマートフォン掲示板のほうにも少しだけ書きましたが、かく言う僕は、元気どころかけっきょく椎間板ヘルニアが悪化して救急車で運ばれて、緊急手術&緊急入院となってしまいました(大笑)

いや、仕事で無理をしてあきらかにヤバイ状態だったので、10月2日の日に行きつけの近くの整形外科に行ったら「これはもうさすがに手術しなきゃだめですよ…」と言われたのですが、まだ仕事が残ってたので「一日だけ様子を見て考えてみます」とそのまま家に帰ったのですよ…
そしたらその夜に急激に悪化してもう立って歩けない状態に(汗。。

これはさすがに救急車を呼ぶしかないと思ったんですけど、とりあえず深夜だと近所迷惑だし朝まで待ってから呼ぶことに…
痛みで一睡もできないまま朝を迎えて、一応、行きつけの整形外科に電話連絡したらそこから病院を紹介してもらえて救急車で搬送。

運よく、その日が運ばれた病院の手術日で、しかもさらに運よく手術の空きがあったので緊急で手術してもらえました(≧▽≦)

って、こう書くと簡単ですが、 救急車を呼ぶ前にトイレに行っとこうと思って這いながらトイレに入ったのですが、なんと、感覚が麻痺して尿がまったく出ませんでした(汗。。
それまで痛みはあっても精神的にはけっこう余裕があったのですが、尿が出なくなってしまったのにはさすがにあせってしましたよ、ほんと。。
後で知ったことですが、麻痺発生から手術までに24時間を過ぎるとその後の回復の見込みが低下して、48時間を過ぎると回復がかなり難しくなってくるのだとか…
そういう意味でも、その日のうちに手術してもらえた僕は、まさに不幸中の幸いでした。

と言うわけで、僕の三か月に及ぶ入院生活の始まりです(笑)



こちらは僕の居た三階病棟内にあるリハビリ室。
僕が入院したのはリハビリ専門の病院だったので、手術後はそのままその病院でリハビリを受けることも出来ました^^



一階にはもっと大きなリハビリ室もあるのですが、各階にもひとつずつ小さなリハビリ室があって(主治医の先生の許可が出れば)自由に使うことが出来ます。



ちなみに、入院してすぐに家族に買ってきてもらったのが電動髭剃り器。
普段は剃刀タイプを使用してるのですが、病院では刃物は危険なので使用禁止なのだそうです。
ってか、僕は当初は仰向けに寝たきり状態だったので電動髭剃りしか使えませんでしたし^^;



このパナソニックの「ES4815P」は乾電池タイプなので、寝たきりの僕には充電の手間が省けてほんとに便利でした。
いや、当初はほんとにコンセントに手を伸ばすのも辛い状態だったのです^^;
乾電池タイプだと先々にはエネループなんかの充電池も使えますしね(実際試してみたらエネループでもちゃんと使えました)。



あと、排泄関係も麻痺してしまって自力での排泄も出来なくなってしまったので、こんなネラトンカテーテルを使っての排尿も経験しました(・∀・;

このカテーテルは長いストローのような感じで、一日に四回ほど、長さが33センチあるうちの25センチ部分ほどまでを尿道に挿し込んで膀胱から直接尿を出すわけです(;´Д`)
もう想像しただけで痛そうでしょ。。
実際、痛いのよこれが!

最初は看護師さんにこれを尿道に挿して導尿してもらってたんですが、僕は仰向けに寝てる状態でもうベッドの横の柵を両手で握って「うぐぐぐぐっ〜〜」ってな訳です^^;
あまりのストレスで朝起きると枕に髪の毛がたくさん抜け落ちてたりして二重に苦痛でした(汗。。

ただ、ある程度動けるようになってからは自分で座って導尿するようになったのですが、寝てやっていたときよりも座って導尿するほうがはるかに痛みが少なかったです。
みなさんも将来、もし導尿されるような経験があったら寝てやるよりも座ってやった方がはるかに痛みが少ないですよ(笑)



また、こんな二段式ストローのように伸びるタイプのコンパクトカテーテルの臨床実験にも参加しました(笑)
こちらは先のネラトンカテーテルよりも二段式の部分が太く、さらに硬いので曲げることが出来ない(座って使うと便座から飛び出てしまう)ために座ってではなく立った状態で使用します。
一見、使いにくそうですけど、ほとんど手を汚さずに使えるように工夫されていて、見てのとおりケースに入っているので持ち運びや使用後に捨てるのにも便利で非常に優れたカテーテルのように感じました。
ただし、僕は臨床実験だったので無料(というか、実験の御礼に逆に5,000円のクオカードがもらえた・笑)でしたが、お値段はけっこう高いそうです^^;

これが安く出回るようになると導尿もけっこう楽になるんですけどね〜〜


あと、排尿だけでなく腸のほうも麻痺して大便もひどい便秘になって自力で出来なくなったので、看護師さんに摘便(指でほじくり出してもらう!)してもらったりと、こちらのほうは導尿のさらに百倍苦しかったです(;´Д`)
まあ、大便のほうは酸化マグネシウムの錠剤を一日に六錠飲むことで四日後ぐらいにはなんとか自力で出来るようになりましたが…
(ほんと、僕も大変でしたが嫌な顔一つせずに摘便してくださった看護師さんたちには一生頭が上がらない思いですよ)。


ちなみに排尿のほうも、二か月目に入ったころには便座から腰を少し浮かせて腹圧を掛ける※1ことで少しずつ自力で出始めて、退院する頃にはカテーテルで出る分(自力で出して残った分)も50mm以下ぐらいまで減るようになっていました。
(※1腹圧は掛けすぎると膀胱が硬くなったり変形したりするので、無理に腹圧を掛けないほうがいいです。)

カテーテルの使用や椎間板ヘルニアの排泄関係の麻痺については入院中に僕もネットでいろいろと調べてみたのですが、ほとんど役に立つ情報が得られなかったので、同じような症状に苦しんでおられる方のためにまたいずれもう少し詳しい記事も書いてみようかと思ってます。


そんなこんなで僕の入院生活もどんどん過ぎて行って、リハビリのおかげで二か月目に入ったころには車椅子から歩行器を経て、もう杖で歩くことも出来るようになっていました(・∀・)
まあ、当初は二か月の予定だったのが、けっきょく三か月の入院に伸びてしまいましたが…

ベランダから見た玄関前のケヤキが数色に色づいて綺麗でした。



こちらは院内食。
金曜日は麺類の日で、まさかのカレーうどんなどが出ます( ̄▽ ̄)
う〜〜ん、カレーうどんにコロッケってわかってらっしゃるなあ〜〜



こちらはクリスマスの院内食。
うひょ〜〜、どんだけ豪華な院内食なんですかこれ〜〜(≧▽≦)

って、でも実際は、こんなに豪華なのは金曜日と特別なイベントの日のお昼だけで、普段は質素な料理ばかりなのでした(笑)



あと、入院中には友達からいろいろと励ましのメールや贈り物をいただきました(≧▽≦)
ほんと、ありがたいかぎりです。
こちらは、とある猫さんが送ってくれた出雲地方のお土産「梨ゼリーチョコ」。
土産物にしてはほんとに美味しかったです(笑)



出雲大社のお守りも頂きました。
なんでも、絵画教室の旅行で出雲大社に行ってきたそうです。



このモバイル日記でおなじみの、かばん関西のメンバーからもこんな寄せ書きを頂きました〜〜(V)o¥o(V)
僕はこんな身体なので、かばん関西の活動のほうはしばらくお休みすることになりましたが、みなさんほんとに温かい寄せ書きありがとうございます!



こちらもかばん関西のA.J氏が送ってくれた「かばん」の最新号とバックナンバー。
これでかばんのみなさんの歌を読んで、少しずつ短歌のほうのリハビリもしていきたいと思います(笑)



病院の中庭ではクリスマスのイルミネーションも飾られています。
でもこれ、病院から人が居なくなった夜が一番綺麗なんですよね(笑)
きっとこんなふうに、誰もいないときに一番輝いてるものってほかにもたくさんあるんだろうなあ〜〜

あ〜〜、このイルミネーションを素敵な女性とふたりで眺めたかったな…



こちらは病棟の待合室のイルミネーション。
このころになると僕もなんとか自力で歩けるようになっていて、外泊で一時帰宅してNexus7(2013)などを病院に持ち込んでいました^^



mokoのケースを付けたNexus7(2013)を熊のサンタさんと記念撮影。



ついでにN-08Bも記念撮影〜〜(≧▽≦)
N-08Bでは入院中にワンセグで「相棒」の録画などをしてました。
って、どんだけ入院でモバイルライフをエンジョイしとるねん(笑)



今年は無理だと思っていた「歌人の年賀状」作成も、二度の外泊期間中になんとか完成^^
(さ〜〜て、どれが誰のところに届くかな・笑)

そんなこんなで、看護師さんや先生、病院関係者の方々、友人の励ましや家族の協力でなんとか12月28日に無事に退院することが出来ました(・∀・)
まだまだ身体に麻痺が残っていてリハビリを続けなければいけない状態ですが、少しずつ元の生活に戻って行ければと思っています。
ではでは、みなさんも、お身体にはくれぐれも気をつけてモバイル生活を楽しんでくださいね〜〜
今回もこの辺で♪

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