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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記23」
談山神社
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2008年12月7(日)
談山神社
今日は紅葉の名所として有名な、大和多武峰(やまととうのみね)にある談山神社(たんざんじんじゃ)に行ってきました。
残念ながら紅葉はすでに見頃を過ぎていましたが、国宝や重要文化財、中大兄皇子と藤原鎌足が大化の改新の密議をした場所といわれる談山(かたらいやま)など見所たくさんで、ほんとに楽しい神社でした。
(今回の日記はものすごく長いです^^;)
多武峰、談山神社(たんざんじんじゃ)
多武峰は「とうのみね」と読みます。
神社のすぐそばまで車で行き、そこから徒歩で神社に向かいます。
ちなみにいくつかある駐車場は普通車の場合、どこも無料です。
(大型車やバスなどは2,000円)
談山神社前。
石灯籠が見事です。
談山神社の鳥居。
ここから神社に入ります。
入山料(参拝料:大人500円、小学生250円)
鳥居をくぐって目の前の階段を上がっていくと、本殿に辿り着きます。
本殿の前の楼門。
楼門、拝殿、東西透廊、本殿、すべて重要文化財に指定されています。
中には自由に入れます。
こちらが本殿。
拝殿内から見た本殿正面。
この時期、拝殿の中ではなぜか天忠組展が行われていました^^;
これは天忠組の使った刀だそうです。
さて、楼門を出ると目の前に談山神社のシンボルでもある十三重塔が建っています。
三重塔や五重塔はよくありますが、十三重もあるのはちょっとめずらしいのではないでしょうか。
もちろんこれも重要文化財に指定されています。
なんかもう、なんなのかわかりません(笑)
さて、ここで一端、来た道を戻り、本殿前の階段を下っていくと「東殿(恋神社)」に向かう鳥居があります。
この鳥居から東殿までの道を「恋の道」といい、男がひとりで通るのはなんだかすごく恥ずかしいです^^;
恋神社と書かれたのぼりが並んでいて、ちょっと異様な空間ですね…
で、これが東殿(恋神社)です。
縁結びの神様みたいですね。
もちろん重要文化財。
ちなみに恋神社の脇にはこのような「むすびの岩座(いわくら)」があり、これを撫でながら「むすびの願い事」をすると願いが叶うそうです。
むすび岩座の解説。
恋だけでなくさまざまな縁結びにご利益があるとか。
むすび岩座の横の鳥居をくぐって山道を進んでいくと稲荷神社もあります。
訪れる人はほとんどいないようですが、僕のような商売人はちゃんとお参りしておきましょう。
さてさて、来た道を戻って再び本殿前の階段まで行き、今度は恋神社と反対の方向にある神廟拝所へ向かいます。
途中の神廟拝所裏に折口信夫先生の歌碑が建っています。
折口信夫先生の歌。
ああ、ひさしぶりにこのサイト、短歌的になってきました(笑)
こちらが神廟拝所。
言うまでもなく重要文化財。
神廟拝所の解説。
ここも自由に中に入れます。
神廟拝所の目玉の一つ、鎌足公神像(重要文化財)。
ちなみに、神廟排所の裏山の御破裂山(おはれつやま)が雷鳴し、この像が破裂するとき天下に災いが起こるといわれています。
横の小さいのは不比等像。
後ろの壁画には羅漢と天女が描かれています。
さらに三十六歌仙の絵が飾られています。
う〜〜ん、短歌的短歌的。
神廟拝所の前には「けまりの庭」があります。
けまりの庭をはさんで神廟拝所の前には総社拝殿が。
ここには大和七福八宝のひとつである「福禄寿大神像」が祀られています。
こ、こわい〜〜〜(>_<)
ちなみに、大和七福八宝は他に、大神神社の「三輪明神」。
信貴山朝護孫子寺の「毘沙門天」。
当麻寺中之坊の「布袋尊」。
久米寺の「寿老神」。
子鳴寺の「大黒天」。
おふさ観音の「恵比須天」。
安部文殊院の「弁財天」があるそうです。
と、ここでけまりの庭前で厄除けの「大根炊き」が振舞われていたのでおひとつもらうことにしました。
このボリュームがすごいです^^(一椀500円)
大根は中まで出汁がしみこんでいてほんとに柔らかくて美味しかったです。
さて、大根炊きで腹ごしらえも済んで、次は神廟排所の奥にある閥伽井屋(あかいや)へ。
これも重要文化財。
閥伽井屋の解説。
この中の井戸は「摩尼法井」と呼ばれ、龍王が棲んでいるそうです。
残念ながら蓋がしてあって龍王には会えませんでした…
さてさて、閥伽井屋の横の階段を登っていくと、「談山(かたらいやま)」や「御破裂山(ごはれつやま)」への案内板が建っています。
談山まで徒歩で10分。
御破裂山までは20分と十分登れる時間なので、登ってみることにします。
途中、龍神社の祠が建っています。
足ががくがくになりながら山道をぐんぐん登って行くと…
また案内板があり、すぐ横に談山(かたらいやま)大化改新相談所が…
いや、大化改新相談所って、人生相談じゃないんだから(笑)
ここが「談山(大化改新相談所)」です。
談山の解説。
中大兄皇子(なかのおおえのみこ)と藤原鎌足(ふじわらのかまたり)がこの場所で大化の改新の密議をしたのだと云われています。
御相談所(笑)
と、ここでWILLCOM D4登場!!
でもなんと、今回はバッテリー切れでうんともすんとも言いません^^;
一応、1時間ほど充電してきたんですけど、さすがに大容量バッテリーで空の状態からでは意味がなかったようです。
ほんとにお荷物やな…
でも、きらきら光ってきれいなのでもう一枚(笑)
さて、今度は少し戻って御破裂山に向かいます。
またまた山道をぐんぐん進んでいくと…
御破裂山に到着しました。
御破裂山の解説。
山頂には藤原鎌足の墓があります。
ちなみにこの墓の横を通って裏に回ると…
展望台があり、大和盆地が見渡せます。
以前紹介した高取城跡の国御櫓からの景色も見事ですが、ここからの景色もなかなかのもので驚かされました。
まあ、写真ではとてもその迫力を伝えられませんが…
あと、展望台の傍にはこんな藤原家と書かれたお墓が建っていました^^;
これ、藤原一族の墓なのかな?
さてさて、あとは山を下って帰るだけです。
今回は残念ながら紅葉はすでに見頃を過ぎていましたが、この談山神社は大和盆地有数の紅葉の名所なので、みなさんももし機会があったらぜひ一度訪れてみて下さいね^^
最後に駐車場前のお土産屋さんで串こんにゃくと草もち(各100円)を買って食べました。
う〜〜ん、なかなか素朴で美味しい味ですね。
ではでは、例によってあまりモバイルとは関係のない内容でしたが、今回もこの辺で。
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