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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記168」
甘樫丘東麗遺跡の見学会
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2012年3月4(日)
甘樫丘東麗遺跡の見学会

いやいや、この数日、すっかり春らしい気候になってきましたね^^
それにしてもWILLCOMの新型Androidスマートフォンはいったいいつになったら発表されるのでしょう…
なんだか、こんなにもたもたしていると発売前から時代遅れな機種になりそうな感じですが、大丈夫なのかな(笑)

まあ、このサイトのレビュー記事もいっこうに進まないので人のことは言えませんが(汗。。

さてさて、そんな暖かな気候の小雨まじりの中を、今日はちょっと甘樫丘東麗遺跡の見学会に行って来ました^^
ここは有名な蘇我蝦夷、入鹿親子の邸宅があったといわれている場所で、今回発掘されたのはその関連施設ではないかといわれている場所です。



甘樫丘の東駐車場のすぐ上が発掘現場。
僕が現地に着いたのは見学会終了間際でしたが、なんとか解説も聞けて非常に勉強になる見学会でした。

今回の発掘地では炭や焼土を含む土層が発見されたことから、なにかを製作する施設として使われていたのではないかとの解説でした。
実際、1300年以上前の地層に炭の跡などがくっきりと残っていて、万葉の時代と現代が目の前で繋がったようなそんな不思議な気分になりました。


今日はあいにくのお天気で、シートが敷いてあるのに足もとはどろどろです^^;



で、こちらが今回発掘された遺構。



画面上の拡声機の置いてあるあたりから下側に向かって人工的に地面が掘り下げられています。



こちらは炭などで火が使われていた場所だそうです。



ところどころ炭で黒くなっているのが見えるでしょうか?
これは7世紀ごろの地層で、当時ここは炭火を使ってなにかを作る施設のようなものがあったのではないかとのこと。



雨に濡れている為に分かり難くなっていますが、被熱面と書かれている黄色っぽくなった部分は炭で焼いた熱で地面が硬くなっている部分です。



炭、焼土の堆積した層。



土の壁のいちばん下の部分が炭や焼土が混ざって黒っぽくなっているのが分かるでしょうか。
ちなみに、土の壁に斜めに入っている線は、斜面に土を覆い被せていった層だそうです。



柱跡(画面右上)と炭だまり。



炭入り土坑。
まるでつい最近ついた炭の跡のようにくっきりと見えますね^^



石敷溝。



こちらの棒が気になったのでなんなのか聞いてみたら、比較的新しい時代の杭なのだとか…
いつの時代のものかははっきりしないそうですが、万葉の時代以後にこの場所は何度か埋め立てられ畑などにも使われていたらしいのでそのときの杭だろうとのことです。



発掘調査はまだまだ続けられるそうですので、新たな発見がいまから楽しみですね。



こちらは今回出土した土器。



この土器は、以前今回の遺構の東側から出土した破片と、今回出土した土器の破片がぴったり一致したそうです。



発掘された炭。



鉄の刀子なども出土しました。



せっかくの蘇我蝦夷、入鹿親子の邸宅関連の見学会ということで、帰りに飛鳥寺の西にある入鹿の首塚でiPhone4Sを記念撮影したのですが、ちょっと首塚にピントが合ってしまってiPhone4Sがぼやけてしまいました^^;
ああ…iPhone4Sのレビュー記事も時間を見つけて追加しないと…

ではでは、例によってスマートフォントはほとんど関係のない記事でしたが、さすがに今月中にはWILLCOMの新型スマートフォンの発表もあると思いますので楽しみに待つといたしましょう^^
今回もこの辺で。


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