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W-ZERO3 短歌的活用術「モバイル日記160」
磐余池跡現地説明会
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2011年12月17(土)
磐余池跡現地説明会
このところ、まったく更新が進まないサイトとモバイル日記で申し訳ありません^^;
いや、べつになにがあったと言うわけでもないのですが、最近、歌会とか短歌関係の活動ばかりしていたもので…
一応、モバイル関係ではLifeTouch NOTEで動画や音楽を楽しんだりと意外に充実したモバイルライフを送っているので、またそのあたりとか時間のあるときに日記に書いて行きたいなあとは思っています。
あとは、やっぱりウィルコムの新型スマートフォンの発売が楽しみなので、せめて製品の情報だけでも欲しいところですよね^^;
発表は年が明けてからになるのかな…
さてさて、そんなこんなでいつの間にか今年も後わずかになってしまいましたが、今日はテレビでも少しだけ話題になった奈良県の橿原市で発掘された磐余池(いわれのいけ)の遺構跡の現地説明会に行って来ました。
説明会会場の傍の道路沿いは駐車禁止になってしまっていたので、近くにある万葉の森公園の駐車場に車を停めてそこから厨子観音の前を通って現地に向かいました。
ちなみに厨子観音の駐車場前にはこのような大津皇子が磐余池を詠った辞世の歌の歌碑が立っています。
ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨(かも)を今日(けふ)のみ見てや雲隠(がく)りなむ
巻三(四一六)
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(百に伝う)磐余の池に鳴く鴨を見るのも今日を最後に、僕は雲の彼方に去って行くのか
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歌碑の前に広がる田圃一帯がかつて磐余池があった場所です。
今回、堤跡が発掘されたのは写真の左奥あたり。
じつはこの場所が磐余池の跡地であることは以前から言われていたことで、今回堤跡の遺構などが発掘されたことでその説が裏づけされることになりました。
今回の見学会はお昼の3時で終了とのことでしたが僕はいろいろと所用があったので現地に着いたのは3時を少し過ぎた頃…
もう撤収準備がはじまっているようでしたが、それでもぎりぎりなんとかもぐりこませてもらいました。
こちらは堤造成土1
6世紀後半以前の堤だそうで聖徳太子の父の用明天皇の時代に築かれたものだそうです。
堤造成土1と東池跡。
掘立柱建物跡。
こちらも用明天皇の時代の建物跡だそうで、磐余池は灌漑用の人工のため池であると同時に、これらの建物から眺める遊宴用の池として作られた可能性があるとのこと。
こちらは堤造成土跡2
7世紀末頃の堤だそうで、大津皇子がいた時代に合致します。
写真の堤跡の左側にある田圃の当たり一帯に大津皇子の辞世の歌に詠われた磐余池が広がっていました。
磐余池があったとされる一帯。
磐余池はかなり広い池だったようです。
奥に見える森は万葉の森公園。
堤造成土跡2でIDEOSを記念撮影。
ちなみにIDEOSは最近ちょっとメモリー不足の警告がよく出るようになってきました^^;
余計なアプリはあまり入れていないのですが、Googleマップなどのアップデートの影響でしょうか…
一応、microSDに移せるアプリはすべて移動させたのですが、もともとメモリーが少ない機種だけにそろそろ限界かな。
なんとかウィルコムの新型スマートフォンが発売されるまでは現役でがんばって欲しいものです。
僕は行ったのは見学会の終了直後でしたがなんとか資料もいただけました。
ただ、この資料だけでは詳しいことまでちょっと分かりにくかったので、やはり説明を聞きたかったなあ^^;
まあ、そのうち追加で新しい遺構が発掘されたらまた見学会があるでしょうけど…
ではでは、今年ももう残りわずかとなりましたが、みなさんもどうぞ悔いのない充実した時間をお過ごしくださいね。
今回もこの辺で。
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