HYBRID W-ZERO3 徹底レビュー「標準のメーラーでデコメ絵文字を送信」

W-ZERO3 　　　短歌的活用術
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HYBRID W-ZERO3 徹底レビュー「標準のメーラーでデコメ絵文字を送信」

HYBRID W-ZERO3 (WS0027SH)

※残念ですがどうやらNTTドコモによって「Windows Market Place for Mobile」から「SPモードメール」が削除されてしまったようです＾＾；
ですので、このページの以下の内容もすべて意味のないものになってしまいました。
一応、削除前に運良く「SPモードメール」をダウンロード出来た方のために記事自体は残しておきますね（笑）

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前回、HYBRID W-ZERO3 徹底レビュー「標準メーラーで絵文字を表示」で、NTTドコモのスマートフォン用新サービス「SPモードメール」をインストールすることでHYBRID W-ZERO3の標準のメールで絵文字やデコレーションメールを表示できるようにする方法を解説しましたが、２ちゃんねるのほうでデコメールを送信する方法を発見された方の報告があったのでそちらも解説しておきたいと思います。
２ちゃんねるHYBRID W-ZERO3スレで報告してくださった方、ありがとうございますm(_ _)m

HYBRID W-ZERO3スレですでに細かく解説していただいていますが、ここでは素人の方でもがんばればなんとか設定変更可能なようにさらに細かく解説しておきたいと思います。

ただし、レジストリの変更などを行うので、自信のない方は無理に行わないほうがいいかと思います。
例によってここで解説する方法で端末に不具合が発生しても僕は一切責任を取れませんので、くれぐれも自己責任でお願いしますね＾＾；
あとこの方法を試される前には必ず「スタート」→「Sprite Backup」を使ってmicroSDに環境をバックアップしてから行ってください。
バックアップを取っておけば最悪の場合でもHYBRID W-ZERO3を初期化して、再び「Sprite Backup」の「復元」で環境を元に戻せますので。

ではでは、まずは前回解説した方法HYBRID W-ZERO3 徹底レビュー「標準メーラーで絵文字を表示」で、「SPモードメール」をダウンロード、インストールしておきましょう。

「SPモードメール」をインストールしたら次はレジストリエディタをインストールします。

レジストリの変更は今回も「HYBRID W-ZERO3をパソコンのBluetoothGPSレシーバーにする」で使ったレジストリエディタの「TRE Pocket PC」を使用しました。
（すでに「TRE Pocket PC」をインストールしている方は以下の「TRE Pocket PC」インストール作業は必要ありません。）

TRE Pocket PCインストール方法
まずは「TRE Pocket PC」をパソコンなどでダウンロードしてHYBRID W-ZERO3にインストールします。
TRE Pocket PC
http://www2r.biglobe.ne.jp/~tascal/download/pocketpc/tre.htm（外部リンク）
ここから「tre090p.zip」をクリックしダウンロード。
ダウンロードした圧縮フォルダーを右クリック、「すべて展開」で解凍します。

解凍した中の「TRE..arm.CAB」をmicroSDなどに入れてHYBRID W-ZERO3にコピー。
HYBRID W-ZERO3上で「TRE..arm.CAB」をダブルタップしインストールします。
途中警告が出ますが無視してインストール。
インストール先はレジストリエディターなので「デバイス」を選んだほうが無難でしょう。

「TRE Pocket PC」でレジストリを変更する
「TRE Pocket PC」をインストールしたら、「スタート」→「TRE」をタップ。

「TRE Pocket PC」を起動、HYBRID W-ZERO3のレジストリを変更、追加します。

ただし、くどいようですがレジストリを変更するとHYBRID W-ZERO3が正常に動かなくなる可能性もあるので、設定の変更はくれぐれも自己責任で行ってくださいね＾＾；

変更する値は…

削除
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「CarrierMail」の
「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」を削除。
「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」を削除。

変更
「HKEY_CURRENT_USER」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「MsgTypes」→「IPM」→「Note」の
「"DLL"="htmlnote.dll"」を「"DLL"="dcmforms.dll"」に変更。

「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「System」→「Inbox」→「Templates」→「IPM」→「Note」の
「"Read"="\Windows\read_note.htm"」を「"Read"="\Windows\read_note_dcm.htm"」に変更。
「"Compose"="\Windows\compose_note.htm"」を「"Compose"="\Windows\compose_note_dcm.htm"」に変更。

追加
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「POP3」→「MsgClasses」に
「"IPM.Note.dcm"=dword:00000001」を追加。

それではレジストリ変更の方法を細かく解説して行きたいと思います。

レジストリ変更１（削除）
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「CarrierMail」の「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」を削除。「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」を削除。

①まずは「スタート」→「TRE」をダブルタップして「TRE Pocket PC」を起動。「HKEY_LOCAL_MACHINE」の左横の「＋」をタップして階層を開いて行きます。		②「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→ 「Svc」→「CarrierMail」と辿ります。ややこしいので間違わないようにくれぐれも気をつけてください。


③「CarrierMail」に辿り着いたら「CarrierMail」をタップします。		④写真のように画面下に「CarrierMail」の中のキーが表示されたでしょうか？（表示されないようならもう一度「CarrierMail」をタップ）この中の「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」と「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」を削除します。


⑤「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」をタップして選択します。		⑥「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」が選択されていることを確認して、画面下の「編集」→ 「削除」をタップ。


⑦削除してもいいか訪ねてくるので、削除するキーが間違っていないことを確認して「はい」をタップ。「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」が削除されます。		⑧同じ方法で「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」も削除します。「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」をタップして選択。


⑨「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」が選択されていることを確認して「編集」→「削除」をタップ。		⑩「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」と「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」が削除されました。

「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」と「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」の削除が済んだら、もう一度すべての階層を閉じトップ画面に戻ります。レジストリ変更２（変更）次は「HKEY_CURRENT_USER」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「MsgTypes」→「IPM」→「Note」の「"DLL"="htmlnote.dll"」を「"DLL"="dcmforms.dll"」に変更します。変更の方法は…


①「HKEY_CURRENT_USER」→「Software」→ 「Microsoft」→「Inbox」→「MsgTypes」→「IPM」→ 「Note」と階層をたどります。		②「Note」に辿り着いたら「Note」をタップして選択。（画面下が写真のようになっていることを確認）


③「"DLL"="htmlnote.dll"」をタップして選択。		④「"DLL"="htmlnote.dll"」が選択されていることを確認して画面下の「編集」→「変更」をタップ。


⑤「htmlnote.dll」を消して…		⑥写真のように「dcmforms.dll」と入力、変更します。変更したら、画面左下の「ok」をタップ。


⑦変更完了。

変更が終わったら再び階層を閉じてトップ画面に戻ります。レジストリ変更３「変更」次は「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「System」→「Inbox」→「Templates」→「IPM」→「Note」の「"Read"="\Windows\read_note.htm"」を「"Read"="\Windows\read_note_dcm.htm"」に変更。「"Compose"="\Windows\compose_note.htm"」を「"Compose"="\Windows\compose_note_dcm.htm"」に変更します。


①再び階層を閉じてトップ画面に戻り、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「System」→ 「Inbox」→「Templates」→「IPM」→「Note」と階層を開いて行きます。		②「Note」に辿り着いたら「Note」をタップ。画面下が写真のようになったかを確認し、「Read」をタップして選択。


③画面下の「編集」→「変更」をタップ。		④「\Windows\read_note.htm」を選択し…


⑤「\Windows\read_note_dcm.htm」に変更。画面左下の「ok」をタップ。		⑥変更完了したら次は「Compose」をタップして選択。


⑦「Compose」が選択されていることを確認して、画面下の「編集」→「変更」をタップ。		⑧「\Windows\compose_note.htm」を…


⑨「\Windows\compose_note_dcm.htm」に変更します。画面左下の「ok」をタップ。

変更が完了したらもう一度階層を閉じてトップに戻ります。レジストリ変更４（追加）最後に「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「POP3」→「MsgClasses」に「"IPM.Note.dcm"=dword:00000001」を追加します。


①「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→ 「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「POP3」→ 「MsgClasses」と階層をたどり、「MsgClasses」をタップ。画面下が写真のようになっていることを確認して…		②画面下の「新規」→「DWORD 値」をタップ。


③「DWORD 値」が追加されたら「New Vale #1」の部分をダブルタップし名前を一端削除、変更します。		④「New Vale #1」を「IPM.Note.dcm」に変更。


⑤「IPM.Note.dcm」に変更したら「IPM.Note.dcm」をタップして選択。		⑥「IPM.Note.dcm」が選択されていることを確認して画面下の「編集」→「変更」をタップ。


⑦「値のデーター値」を「00000001」に変更します。変更したら画面左下の「ok」をタップ。		⑧写真のように変更されたでしょうか。以上でレジストリの変更は完了です。「TRE」を閉じてください。

レジストリ変更後は一端リセットが必要なので、HYBRID W-ZERO3の電源ボタンを長押しし電源を切り、再び電源ボタンを長押しして再起動（リセット）しておきましょう。
以上でデコレーションメールを使用するための設定変更は完了です。

デコレーションメール送信テスト
HYBRID W-ZERO3のリセットが完了したら、さっそくデコレーションメール送信テストをしてみましょう。

デコメ作成はメールソフトを起動して
「新規」→「CarrierMail Message」で行います。
（残念ですが返信でのデコメは不可能のようです。）



①まずは「スタート」→「メール」をタップしてメーラーを起動。「新規」→「CarrierMail Message」をタップします。		②このような新規メール作製画面が表示されたでしょうか？絵文字の入力は画面右下の白黒の「←」をタップして行います。


③「←」をタップするとこのようなメニューが現れるのでをタップ。		④画面下の「絵文字D」をタップすると写真のようにデコメ絵文字が表示されます。ちなみに真ん中の通常の「絵文字」は送っても文字化けするので「絵文字D」だけしか使えません。


⑤デコレーションメールを送る時は画面右下の「メニュー」→「挿入」をタップ。		⑥「デコメピクチャ」をタップします。


⑦このようにデコレーション文字が表示されるので使いたいデコレーションをタップします。		⑧とりあえず適当にデコメを作製し、パソコンのメールアドレスにでも送ってみましょう。



パソコンで受信したメール。こんな感じでデコレーションメールを送ることが出来ました。

ただし、返信でのデコメは不可能のようですが…
以上、デコレーション絵文字しか使えませんが、それでもテキストだけのメールよりははるかに魅力的なメーラーに変身するので、興味のある方はまた参考にでもしてみてください。
それでは今回もこの辺で＾＾

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レジストリ変更１（削除）
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「CarrierMail」の「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」を削除。「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」を削除。

①まずは「スタート」→「TRE」をダブルタップして「TRE Pocket PC」を起動。「HKEY_LOCAL_MACHINE」の左横の「＋」をタップして階層を開いて行きます。		②「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→ 「Svc」→「CarrierMail」と辿ります。ややこしいので間違わないようにくれぐれも気をつけてください。


③「CarrierMail」に辿り着いたら「CarrierMail」をタップします。		④写真のように画面下に「CarrierMail」の中のキーが表示されたでしょうか？（表示されないようならもう一度「CarrierMail」をタップ）この中の「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」と「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」を削除します。


⑤「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」をタップして選択します。		⑥「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」が選択されていることを確認して、画面下の「編集」→ 「削除」をタップ。


⑦削除してもいいか訪ねてくるので、削除するキーが間違っていないことを確認して「はい」をタップ。「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」が削除されます。		⑧同じ方法で「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」も削除します。「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」をタップして選択。


⑨「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」が選択されていることを確認して「編集」→「削除」をタップ。		⑩「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」と「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」が削除されました。

「"EmailAddressSuffix"="@doco～"」と「"JunkEmailSettingUrl"="https～"」の削除が済んだら、もう一度すべての階層を閉じトップ画面に戻ります。レジストリ変更２（変更）次は「HKEY_CURRENT_USER」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「MsgTypes」→「IPM」→「Note」の「"DLL"="htmlnote.dll"」を「"DLL"="dcmforms.dll"」に変更します。変更の方法は…


①「HKEY_CURRENT_USER」→「Software」→ 「Microsoft」→「Inbox」→「MsgTypes」→「IPM」→ 「Note」と階層をたどります。		②「Note」に辿り着いたら「Note」をタップして選択。（画面下が写真のようになっていることを確認）


③「"DLL"="htmlnote.dll"」をタップして選択。		④「"DLL"="htmlnote.dll"」が選択されていることを確認して画面下の「編集」→「変更」をタップ。


⑤「htmlnote.dll」を消して…		⑥写真のように「dcmforms.dll」と入力、変更します。変更したら、画面左下の「ok」をタップ。


⑦変更完了。

変更が終わったら再び階層を閉じてトップ画面に戻ります。レジストリ変更３「変更」次は「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「System」→「Inbox」→「Templates」→「IPM」→「Note」の「"Read"="\Windows\read_note.htm"」を「"Read"="\Windows\read_note_dcm.htm"」に変更。「"Compose"="\Windows\compose_note.htm"」を「"Compose"="\Windows\compose_note_dcm.htm"」に変更します。


①再び階層を閉じてトップ画面に戻り、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「System」→ 「Inbox」→「Templates」→「IPM」→「Note」と階層を開いて行きます。		②「Note」に辿り着いたら「Note」をタップ。画面下が写真のようになったかを確認し、「Read」をタップして選択。


③画面下の「編集」→「変更」をタップ。		④「\Windows\read_note.htm」を選択し…


⑤「\Windows\read_note_dcm.htm」に変更。画面左下の「ok」をタップ。		⑥変更完了したら次は「Compose」をタップして選択。


⑦「Compose」が選択されていることを確認して、画面下の「編集」→「変更」をタップ。		⑧「\Windows\compose_note.htm」を…


⑨「\Windows\compose_note_dcm.htm」に変更します。画面左下の「ok」をタップ。

変更が完了したらもう一度階層を閉じてトップに戻ります。レジストリ変更４（追加）最後に「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「POP3」→「MsgClasses」に「"IPM.Note.dcm"=dword:00000001」を追加します。


①「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→ 「Microsoft」→「Inbox」→「Svc」→「POP3」→ 「MsgClasses」と階層をたどり、「MsgClasses」をタップ。画面下が写真のようになっていることを確認して…		②画面下の「新規」→「DWORD 値」をタップ。


③「DWORD 値」が追加されたら「New Vale #1」の部分をダブルタップし名前を一端削除、変更します。		④「New Vale #1」を「IPM.Note.dcm」に変更。


⑤「IPM.Note.dcm」に変更したら「IPM.Note.dcm」をタップして選択。		⑥「IPM.Note.dcm」が選択されていることを確認して画面下の「編集」→「変更」をタップ。


⑦「値のデーター値」を「00000001」に変更します。変更したら画面左下の「ok」をタップ。		⑧写真のように変更されたでしょうか。以上でレジストリの変更は完了です。「TRE」を閉じてください。



①まずは「スタート」→「メール」をタップしてメーラーを起動。「新規」→「CarrierMail Message」をタップします。		②このような新規メール作製画面が表示されたでしょうか？絵文字の入力は画面右下の白黒の「←」をタップして行います。


③「←」をタップするとこのようなメニューが現れるのでをタップ。		④画面下の「絵文字D」をタップすると写真のようにデコメ絵文字が表示されます。ちなみに真ん中の通常の「絵文字」は送っても文字化けするので「絵文字D」だけしか使えません。


⑤デコレーションメールを送る時は画面右下の「メニュー」→「挿入」をタップ。		⑥「デコメピクチャ」をタップします。


⑦このようにデコレーション文字が表示されるので使いたいデコレーションをタップします。		⑧とりあえず適当にデコメを作製し、パソコンのメールアドレスにでも送ってみましょう。



パソコンで受信したメール。こんな感じでデコレーションメールを送ることが出来ました。